アパレルブランドのホームページをWordPressで作るなら、単に商品を並べるだけでなく、洋服の魅力やブランドの世界観まで伝えられるWordPressテーマを選びたいところです。
アパレルサイトでは、
といった情報が重要になります。
ただし、同じアパレルサイトでも、洋服をその場で購入してもらうECサイトと、ブランドそのものを知ってもらう公式・コーポレートサイトでは、必要な機能が大きく違います。
そこで今回は、国産WordPressテーマ「TCD」の中から、アパレル向けとして活用しやすい、GLAMOUR(TCD073)・VENUS(TCD038)の2テーマを比較します。
先に違いを簡単にお伝えすると、
が選びやすいでしょう。
GLAMOURは日本語ECプラグイン「Welcart」に対応したECテーマ、VENUSは高級ファッションブランドをイメージした企業・ブランドサイト向けテーマです。
まずは比較表から違いを確認してみてください。
- アパレル向けTCDテーマおすすめ2選・比較表
- 1.GLAMOUR|本格的なアパレルECサイトを作りたい方向け
- 2.VENUS|アパレルブランドの世界観を伝えたい方向け
- アパレル向けTCDテーマは結局どちらがおすすめ?
- GLAMOURとVENUSの最大の違いは「売るサイト」か「魅せるサイト」か
- GLAMOURだけでネットショップは作れる?Welcartとの違い
- アパレルサイトに必要な7つの機能・情報
- アパレル向けWordPressテーマの選び方
- 古いVENUSを今選んでも大丈夫?
- TCDテーマをアパレルで使うメリット・デメリット
- アパレル向けテーマ選びで失敗しないための注意点
- よくある質問
- まとめ|ECならGLAMOUR、ブランドサイトならVENUS
アパレル向けTCDテーマおすすめ2選・比較表
| テーマ | 価格(税込) | 主な用途 | 特に向いているサイト |
|---|---|---|---|
| GLAMOUR(TCD073) | 43,780円 | Welcart対応EC・メディア | セレクトショップ・アパレル通販・自社EC |
| VENUS(TCD038) | 19,800円 | ブランド・コーポレート | アパレルブランド・メーカー・企業サイト |
2026年8月時点の公式価格は、GLAMOURが43,780円、VENUSが19,800円(税込)です。GLAMOURは2026年5月29日、VENUSは2025年11月14日にもアップデートされています。
価格だけを見るとVENUSの方が安いですが、この2テーマはそもそもの用途が違います。
- GLAMOURは「商品を売るサイト」
- VENUSは「ブランドを魅せるサイト」
この違いを理解してから選ぶことが大切です。
1.GLAMOUR|本格的なアパレルECサイトを作りたい方向け
「GLAMOUR(TCD073)」は、ファッションECサイト向けに2019年7月31日にリリースされたWordPressテーマです。
価格は43,780円(税込)。
TCD公式では、独自ブランディングを行うファッションECをコンセプトとして開発されており、日本語ショッピングカートプラグイン「Welcart」に対応しています。
GLAMOURの特徴
一般的なネットショップでは、商品一覧⇒商品詳細⇒カートという商品販売中心の構成になりがちです。
GLAMOURでは商品だけでなく、
などを組み合わせられます。
トップページには2分割式のヘッダースライダーがあり、商品だけでなくブログや特集記事など任意のコンテンツを表示できます。
さらにコンテンツビルダーを使って、商品ランキングやブログなども配置できます。
アパレルサイトなら、
- 「2026 Autumn / Winter」
- 「NEW ARRIVAL」
- 「スタッフおすすめコーデ」
- 「今週のランキング」
などをトップページに組み合わせる使い方ができます。
アパレルECで活かせるGLAMOURの機能
GLAMOURは商品点数が多いショップでも商品を探しやすいように設計されています。
商品一覧では、
- カテゴリー
- 価格
- 在庫
- NEW
- SALE
などを使って商品を整理できます。
商品サムネイルにマウスを合わせると2枚目の画像を表示する機能もあり、一覧ページの段階で商品情報を増やせます。
商品詳細では、
- 商品画像の拡大表示
- 商品情報のタブ表示
- おすすめ商品
- 最近チェックした商品
などを利用できます。
アパレルなら、
- 「素材」
- 「サイズ」
- 「カラー」
- 「モデル着用サイズ」
- 「お手入れ方法」
などの商品情報を整理して掲載しやすいでしょう。
2026年2月20日のアップデートでは、商品ページ下部にフリースペースを追加できるようになっています。
たとえば、
- 「サイズ選びについて」
- 「配送・返品について」
- 「この商品に合うコーディネート」
などの補足情報にも活用できます。
Welcartでネットショップ機能を追加できる
GLAMOURは、WordPress向けショッピングカートプラグイン「Welcart」に対応しています。
役割を分けると、
と考えると分かりやすいです。
TCD公式でも、Welcartを利用することでショッピングカート、メール、受注リスト、顧客リストなどを導入できると案内しています。
つまり、「GLAMOURを購入するだけで、そのままECサイトが完成する」わけではありません。
実際に販売するにはWelcartを導入し、
- 商品登録
- 決済
- 配送
- 送料
- 在庫
- 注文
- 顧客管理
などを設定します。
商品だけでなく「特集記事」から販売につなげられる
GLAMOURには、通常ブログとは別に商品ストーリーを伝える「特集記事」が用意されています。
アパレルなら、
- 「秋に着たいジャケット5選」
- 「スタッフおすすめの着回しコーデ」
- 「デニムのシルエット比較」
- 「新作コレクションの制作背景」
などの記事を作れます。
そして記事から商品ページへ直接リンクできます。
つまり、コンテンツを見る → 商品を知る → 商品ページへ進むという流れを作れます。
商品ページだけで売るのではなく、ブランドの考え方やコーディネートまで発信したいショップと相性が良いでしょう。
商品ランキング・おすすめ商品も活用できる
GLAMOURではおすすめ商品などの表示を管理できます。
たとえば、
- 「週間ランキング」
- 「スタッフおすすめ」
- 「今季の新作」
- 「SALE対象商品」
などです。
アパレルは季節によって商品が大きく入れ替わるため、旬の商品を前面に出せることは重要です。
モーダルCTAも搭載されているため、
- 「期間限定SALE」
- 「送料無料キャンペーン」
- 「新規会員キャンペーン」
などの案内にも活用できます。
GLAMOURが向いているアパレルショップ
GLAMOURがおすすめなのは、
という事業者です。
特に、商品を売るだけでなく、ファッションメディアとしてブランドのファンを増やしたいというショップで強みを活かせます。
GLAMOURの注意点
たとえば、「商品は紹介するだけで、オンライン販売はしない」のであれば、Welcart対応のEC機能を活用できません。
その場合はVENUSの方が目的に合う可能性があります。
また、Welcartの拡張プラグインを利用する場合は、GLAMOURとの対応状況も確認してください。
TCD公式ではGLAMOURが対応するWelcart拡張プラグインも案内されています。
アパレル商品を実際に販売しながら、特集記事やランキングまで含めた本格ECを作るならGLAMOURがおすすめです。

商品一覧・サイズや商品情報の見せ方、ランキング、特集記事からカートへ進む流れまで公式デモで確認できます。
2.VENUS|アパレルブランドの世界観を伝えたい方向け
「VENUS(TCD038)」は、企業・ブランドサイト向けとして2016年8月30日にリリースされたWordPressテーマです。
価格は19,800円(税込)。
TCD公式では最高級のファッションブランドをイメージしており、高級腕時計・コスメ・服飾などの企業サイトにも利用できるテーマとして紹介されています。
VENUSの特徴
VENUSの特徴は、情報を詰め込みすぎない**「引き算」のデザイン**です。
余白を大きく使い、写真やブランドロゴ、キャッチコピーを目立たせやすい設計になっています。
トップページには、
- NEWS
- blog
- MESSAGE
- STORY
などのコンテンツをグリッド状に配置でき、順番も変更できます。
アパレルブランドなら、
- 「ブランドコンセプト」
- 「デザイナーメッセージ」
- 「新作情報」
- 「ブランドストーリー」
などをトップページから見せられます。
商品数を大量に並べるGLAMOURとは異なり、少ない情報を美しく見せる方向に向いています。
アパレルサイトで活かせるVENUSのブランドページ
VENUSには、通常の記事とは別に「ブランドページ」というカスタム投稿タイプがあります。
ここでは、
- 商品・サービス画像
- 商品詳細
- 価格
- メッセージ
などを掲載できます。
アパレルなら、
- 「2026 AUTUMN COLLECTION」
- 「OUTER COLLECTION」
- 「BAG COLLECTION」
- 「LIMITED EDITION」
など、コレクションページとして活用できます。
大量の商品をECのように並べるのではなく、選び抜いた商品を作品のように見せる使い方がVENUSには合っています。
ブランドストーリー・会社情報も伝えやすい
アパレルブランドでは、商品だけでなく、
- 「どんな思想で服を作っているのか」
- 「どこで製造しているのか」
- 「どんなデザイナーが手掛けているのか」
などもブランド価値につながります。
VENUSなら、
→ 代表・デザイナーからのメッセージ
→ ブランドの歴史・コンセプト
→ 新作・展示会・ポップアップ情報
→ コーディネート・制作背景
といった使い分けができます。
アパレルメーカーやデザイナーズブランドの公式サイトとして使いやすい構成です。
海外を意識したブランドにも使いやすい
VENUSには日本語デモだけでなく英語デモも用意されています。
管理画面も日本語・英語に対応しています。
海外向けサイトを本格運営する場合は、翻訳方法や多言語化プラグインなどを別途検討してください。
それでも、英字ロゴや英語中心のファッションブランドとも合わせやすいデザインという点は魅力です。
VENUSが向いているアパレルブランド
VENUSがおすすめなのは、
という企業です。
たとえば商品購入は、
- 実店舗
- 百貨店
- セレクトショップ
- 別のECサイト
で行い、WordPress側ではブランド情報を発信する場合にもVENUSは使いやすいでしょう。
VENUSの注意点
VENUSはGLAMOURのようなECテーマではありません。
サイト内で洋服をそのまま購入できる本格的な自社ECを目的にするなら、GLAMOURの方が分かりやすいでしょう。
またVENUSは2016年リリースと年数が経っています。
ただし、2025年11月14日にもアップデートされており、2025年3月には「ブランド」「お知らせ」でブロックエディターを利用できる仕様変更も行われています。
そのため、「古いから使えない」と判断する必要はありません。
一方、新しいテーマとは管理画面や編集方法、設計思想に違いがあります。
購入前に現在の公式デモを確認し、自分のブランドに必要な構成かを判断しましょう。
オンライン販売ではなく、ブランドの世界観や企業イメージを美しく伝えたいならVENUSがおすすめです。

ブランドページ・STORY・MESSAGE・余白を活かした商品写真の見せ方をデモサイトで確認すると、自社ブランドの完成形をイメージしやすくなります。
アパレル向けTCDテーマは結局どちらがおすすめ?
GLAMOURとVENUSは、どちらもファッションと相性の良いテーマですが、用途はかなり違います。
最終的には、「そのサイトで洋服を販売するのか」を基準にすると選びやすくなります。
自社ECサイトを作るならGLAMOUR
Welcart対応で、商品一覧・おすすめ商品・商品情報・特集記事など、EC運営を想定した構成になっています。
ブランド公式サイトならVENUS
オンライン販売より、
- 「ブランドを知ってもらう」
- 「コレクションを見せる」
- 「企業・デザイナーの思想を伝える」
ことが目的ならVENUSが向いています。
まとめると、
| 重視するポイント | おすすめ |
|---|---|
| 自社EC・オンライン販売 | GLAMOUR |
| Welcart | GLAMOUR |
| 商品点数が多い | GLAMOUR |
| 特集記事+EC | GLAMOUR |
| ブランド公式サイト | VENUS |
| コレクション・世界観 | VENUS |
| 企業・ブランドストーリー | VENUS |
| テーマ価格を抑えたい | VENUS |
という選び方が分かりやすいでしょう。
GLAMOURとVENUSの最大の違いは「売るサイト」か「魅せるサイト」か
この2テーマは、単純に、「GLAMOURの方が高機能」「VENUSの方が安い」という比較ではありません。
役割そのものが違います。
GLAMOURは「売るサイト」
GLAMOURはECを前提にしています。
目的は、ユーザーに商品を見つけてもらい、購入まで進んでもらうことです。
そのため、
- 商品一覧
- 商品詳細
- カテゴリー
- ランキング
- おすすめ商品
- 特集記事
- カート
など、ショッピングを支える機能が重要になります。
VENUSは「魅せるサイト」
VENUSはブランド・企業サイト向けです。
目的は、ブランドを知り、価値観や商品に興味を持ってもらうことです。
商品を大量に陳列するより、
- 写真
- 余白
- STORY
- MESSAGE
- ブランドページ
を使って、ブランドイメージを作ります。
たとえば同じアパレル企業でも、
- 自社通販サイト → GLAMOUR
- ブランド公式・会社サイト → VENUS
というように目的別で使い分けられます。
GLAMOURだけでネットショップは作れる?Welcartとの違い
GLAMOURでアパレルECを作る際に、必ず理解しておきたいのがWelcartとの違いです。
GLAMOURは、Welcartに対応したWordPressテーマです。
つまり、
- GLAMOUR=ECサイトの外観・ページ構成
- Welcart=ショッピングカートなどのECシステム
です。
TCD公式でも、GLAMOURの各種EC機能を利用するにはWelcartが正常に動作する環境が必要と案内しています。
Welcartを利用することで、
- 商品
- カート
- 注文
- 会員
- 顧客
- メール
などの機能を構築します。
さらに必要に応じてWelcartの拡張プラグインを追加します。
そのため、「GLAMOURを購入するだけですべてのEC設定が終わる」わけではありません。
購入前に、
- 利用する決済
- 配送方法
- サイズ・カラー展開
- 在庫管理
- 会員制度
- 必要なWelcart拡張機能
まで整理しておくと安心です。
アパレルサイトに必要な7つの機能・情報
アパレル向けWordPressテーマは、単にデザインがおしゃれかどうかだけで選ばないことも重要です。
実際にサイトを運営するなら、次の7つを確認しておきましょう。
1.商品・コレクション写真
アパレルでは写真が非常に重要です。
商品ページでは、
- 正面
- 背面
- 横
- 生地のアップ
- 着用イメージ
- コーディネート
などを掲載するとイメージしやすくなります。
ブランドサイトなら、写真点数を絞って大きく見せる方法もあります。
大量の商品を販売するならGLAMOUR、厳選した写真で世界観を作るならVENUSと考えると分かりやすいです。
2.サイズ・カラー・素材
ECの場合は必須に近い情報です。
たとえば、
- S・M・L
- ブラック・ホワイト
- 綿100%
- モデル身長
- 着用サイズ
など、実物を試着できないため、購入前に必要な情報をできるだけ明確にします。
3.商品カテゴリー
商品数が増えるほどカテゴリー設計が重要になります。
たとえば、
- MEN
- WOMEN
- TOPS
- BOTTOMS
- OUTER
- SHOES
- BAG
- ACCESSORY
などです。
GLAMOURは商品カテゴリー・価格・在庫などから探しやすいEC構成になっています。
4.ブランドストーリー
アパレルは同じような服が多数あるため、「なぜこのブランドなのか」まで伝えられることが重要です。
- ブランドコンセプト
- デザイナー
- 素材へのこだわり
- 生産背景
- サステナビリティ
など、ブランド発信を中心にするならVENUSのSTORYやMESSAGEが使いやすいでしょう。
5.LOOKBOOK・コーディネート
服単体だけでなく、「実際に着るとどう見える?」を見せるコンテンツも重要です。
たとえば、
- 「秋のジャケットコーデ」
- 「スタッフスタイリング」
- 「2026 AW LOOKBOOK」
など、GLAMOURなら特集記事、VENUSならブランドページなどへ応用できます。
6.スマートフォンでの閲覧・購入導線
アパレルサイトはスマートフォンでも必ず公式デモを確認してください。
ECの場合は、商品一覧⇒商品詳細⇒サイズ・カラー⇒カートまで操作してみます。
ブランドサイトでは、写真や文字の大きさ、メニュー操作、コレクションページを確認しましょう。
7.ブログ・ニュース
アパレルでは新しい情報が頻繁に発生します。
たとえば、
- 新作入荷
- SALE
- ポップアップ
- 展示会
- コレクション
- コーディネート
- 雑誌掲載
など、ECでもブランドサイトでも、継続して更新できる仕組みがあることは重要です。
アパレル向けWordPressテーマの選び方
EC販売するかどうか
最初に決めるべきポイントです。
ここが決まれば、2テーマで迷うケースはかなり減ります。
ブランドの価格帯・世界観に合っているか
ストリート、カジュアル、ナチュラル、高級ブランドでは適したデザインが違います。
VENUSは特に高級感や余白を重視するブランドと合わせやすいでしょう。
GLAMOURは商品数の多いセレクトショップやファッションECとの相性があります。
商品写真を用意できるか
アパレルテーマは写真の品質にサイト全体の完成度が左右されます。
デモサイトがおしゃれだからといって、自社商品を入れたときも同じ印象になるとは限りません。
撮影環境まで含めて考えましょう。
商品数に合っているか
数十商品を販売するショップと、数千商品を扱うショップでは必要な構成が違います。
商品数が多いなら、
- カテゴリー
- 検索
- おすすめ
- ランキング
- SALE
などの整理方法を確認してください。
サイズ・カラー展開に対応できるか
アパレルECでは、「同じ商品で複数のサイズ・カラーがある」ことが一般的です。
Welcart側で必要な商品仕様を実現できるか、利用予定の拡張機能も含めて確認しましょう。
スマートフォンで見やすいか
パソコン表示だけで決めず、必ずスマートフォンでもデモを確認します。
特にECは、購入ボタンやサイズ選択が操作しやすいかまでチェックしてください。
自分たちで更新を続けられるか
アパレルサイトは、新作、SALE、シーズン変更、在庫、コーディネートなど、更新頻度が高くなりやすいジャンルです。
機能の多さだけでなく、実際に運営担当者が使い続けられるかも重要です。
古いVENUSを今選んでも大丈夫?
VENUSは2016年8月30日にリリースされたテーマです。
そのため、「2026年に選んでも大丈夫?」と感じる方もいるでしょう。
VENUSは現在もアップデートされており、2025年11月14日にも更新されています。
また2025年3月には、「ブランド」「お知らせ」でブロックエディターを利用できるよう仕様変更されています。
つまり、古い=放置されているわけではありません。
ただし、現在も更新されていることと、新しいテーマと同じ設計であることは別です。
編集方法、管理画面、搭載されている機能には違いがあります。
VENUSを今選ぶ理由は、「安いから」ではなく、余白を活かしたブランドページやSTORY・MESSAGEの構成が、自社ブランドに合っているからという判断がおすすめです。
購入前に現在の公式デモを確認しましょう。
TCDテーマをアパレルで使うメリット・デメリット
メリット
大きなメリットは、アパレルサイトの完成形をイメージしながら作りやすいことです。
GLAMOURなら、
VENUSなら、
というように、自社の情報をデモに当てはめて考えられます。
また、日本語のマニュアル・Q&Aが用意されていることも国産テーマのメリットです。
デメリット
一方、目的を間違えると機能を活かせません。
逆にVENUSで本格的なネット通販を行おうとすると、そもそもECテーマではないため目的と合いません。
またアパレルサイトは、テーマ以上に写真の品質も重要です。
さらにGLAMOURではWelcart、決済、配送、在庫などのEC設定も必要です。
テーマだけでサイト運営のすべてが完結するわけではありません。
アパレル向けテーマ選びで失敗しないための注意点
テーマ購入前には必ず公式デモサイトを確認してください。
ポイントは、「おしゃれだから」で決めないことです。
GLAMOURなら、
- 「何商品くらい掲載する?」
- 「サイズやカラーは何種類?」
- 「どの決済方法を使う?」
- 「送料はどうする?」
と考えます。
VENUSなら、
- 「何をブランドページに載せる?」
- 「ブランドストーリーは用意できる?」
- 「商品は購入させるのか、紹介だけなのか?」
と考えてください。
また、テーマ代以外にも、
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- 商品撮影
- モデル撮影
- Welcart関連の追加機能
- 決済サービス
- 外注する場合の制作費
などが必要になる可能性があります。
自社サイト全体の運営コストまで考えておきましょう。
よくある質問
アパレルECならGLAMOURとVENUSのどちらがおすすめですか?
GLAMOURがおすすめです。
Welcart対応で、商品一覧・商品詳細・おすすめ商品・特集記事などEC運営を想定した設計になっています。
自社ブランドの公式サイトならどちらがおすすめですか?
オンライン販売よりブランドイメージや会社情報を伝えたいならVENUSがおすすめです。
ブランドページ、STORY、MESSAGEなどを使ってブランドの世界観を表現できます。
セレクトショップならどちらがおすすめですか?
オンライン通販まで行うならGLAMOURが向いています。
商品数が多いECサイトを想定した商品一覧やカテゴリー、ランキング、特集記事などを活用できます。
GLAMOURを購入すればすぐネットショップを作れますか?
GLAMOURはWelcart対応テーマです。
商品・カート・注文・顧客管理などにはWelcartを利用するため、テーマ購入後にWelcartや決済・配送などの設定が必要です。
高級ファッションブランドならどちらがおすすめですか?
目的によります。
自社ECで商品販売まで行うならGLAMOUR。
ブランドイメージ・企業情報・コレクションを見せる公式サイトならVENUSが選びやすいでしょう。
VENUSは古いテーマですが現在も使えますか?
VENUSは2016年リリースですが、2025年11月にもアップデートされています。
ただし現在の新しいテーマとは設計や操作方法が異なるため、購入前に最新の公式デモと仕様を確認してください。
WordPress初心者でもアパレルECを作れますか?
可能ですが、通常の企業サイトより設定項目は増えます。
特にGLAMOURでは、商品、在庫、サイズ・カラー、決済、配送、注文などWelcart側の設定も必要です。
最初から大量の商品を登録するより、まず数商品で購入テストを行いながらサイトを整えていく方法が進めやすいでしょう。
まとめ|ECならGLAMOUR、ブランドサイトならVENUS
今回は、アパレル向けTCD WordPressテーマとして、GLAMOURとVENUSの2つを比較しました。
最終的なおすすめは次のとおりです。
| アパレルサイトの目的 | おすすめ |
|---|---|
| 自社EC・オンライン通販 | GLAMOUR |
| セレクトショップ | GLAMOUR |
| Welcartを使いたい | GLAMOUR |
| EC+特集記事・ブログ | GLAMOUR |
| ブランド公式サイト | VENUS |
| コーポレートサイト | VENUS |
| コレクション・世界観重視 | VENUS |
| 商品販売は別サイト | VENUS |
- 洋服を自社サイトで実際に販売したいならGLAMOUR。
- アパレルブランドの世界観や企業イメージを伝えたいならVENUS。
この選び方が分かりやすいでしょう。
今回の2テーマでは、「どちらのデザインがおしゃれか」だけで比べる必要はありません。
最も重要なのは、「売るサイトを作るのか、魅せるサイトを作るのか」です。
- 商品購入まで自社サイトで完結させたいならGLAMOUR。
- ブランドを知ってもらい、コレクションやストーリーを伝えるならVENUS。
目的が決まれば、テーマ選びはかなり簡単になります。
気になるテーマが見つかったら、購入前に公式デモをパソコンとスマートフォンの両方で確認してみてください。
- 「自社の商品写真を入れたらどう見える?」
- 「商品は探しやすい?」
- 「サイズ・カラー情報は分かりやすい?」
- 「ブランドの世界観をきちんと伝えられる?」
と、自社サイトに置き換えて確認すると購入後のミスマッチを減らしやすくなります。

