WordPressで本格的なネットショップを作りたい場合、有力な選択肢になるのがECプラグイン「WooCommerce」です。
WooCommerceをWordPressに追加すると、
- 商品登録
- カート
- 注文
- 在庫
- 配送
- 決済
- クーポン
- 商品バリエーション
など、ネットショップに必要な機能を追加できます。
ただし、WooCommerceを導入しただけで魅力的なショップデザインが完成するわけではありません。
こうした**「商品の売り場」を整える役割を担うのがWooCommerce対応WordPressテーマ**です。
そこで今回は、TCDの中からWooCommerceに対応した、
- HARVES(TCD118)
- RIKYU(TCD104)
- SALON(TCD124)
- BASARA(TCD100)
- common(TCD097)
- Ankle(TCD092)
- EGO.(TCD079)WooCommerce版
の7テーマを比較します。
先に違いを簡単にまとめると、
- 商品ページをしっかり作り込む本格ECならHARVES
- ジャンルを問わない総合型ならRIKYU
- 実店舗+ECならSALON
- 和風商品ならBASARA
- デジタル商品ならcommon
- 小規模ショップならAnkle
- 柔軟な大型・汎用ECならEGO.
という選び方が分かりやすいでしょう。
まずは7テーマを比較してみます。
- WooCommerce対応TCDテーマおすすめ7選・比較表
- 1.SALON|カフェ・食品など実店舗+EC向け
- 2.HARVES|商品ページを作り込む本格EC向け
- 3.RIKYU|ジャンルを問わず使いやすい総合EC向け
- 4.BASARA|和菓子・日本酒など和風ネットショップ向け
- 5.common|写真・動画・デジタル商品販売向け
- 6.Ankle|初心者・小規模ネットショップ向け
- 7.EGO. WooCommerce版|大型・汎用EC向け
- WooCommerce対応TCDテーマは結局どれがおすすめ?
- 7テーマの違いは「何を売るか」+「どう売るか」で考える
- WooCommerceとTCDテーマの違い|テーマだけではECにならない
- WooCommerceネットショップに必要な8つの機能・情報
- WooCommerce対応WordPressテーマの選び方
- WooCommerce対応テーマならどんなプラグインでも使える?
- 古いWooCommerce対応TCDテーマを今選んでも大丈夫?
- WooCommerce+TCDを使うメリット・デメリット
- ネットショップ用テーマ選びで失敗しないための注意点
- よくある質問
- まとめ|WooCommerce対応TCDテーマは「売り方」で選ぼう
WooCommerce対応TCDテーマおすすめ7選・比較表
| テーマ | 価格(税込) | 主な特徴 | 特に向いているショップ |
|---|---|---|---|
| HARVES(TCD118) | 49,500円 | 商品ページ、ランキング、FAQ、お気に入り、記事販売 | D2C・食品・商品説明を作り込むEC |
| RIKYU(TCD104) | 49,500円 | 多ジャンル、アップセル・クロスセル、長文商品ページ | 総合EC・幅広い商品ジャンル |
| SALON(TCD124) | 32,780円 | カフェ+EC、メニュー、店舗、ランキング | カフェ・食品・実店舗+通販 |
| BASARA(TCD100) | 43,780円 | 和風EC、縦書き、ランキング、特集 | 和菓子・日本酒・和雑貨 |
| common(TCD097) | 48,180円 | デジタル商品、商品ソート、動画、ウォーターマーク | 写真・動画・デジタルコンテンツ |
| Ankle(TCD092) | 21,780円 | シンプル、小規模、お気に入り、関連商品 | 雑貨・アクセサリー・小規模EC |
| EGO.(TCD079) | 43,780円 | WooCommerce版、柔軟なトップページ、大型EC対応 | 多ジャンル・商品数が多いEC |
最も安いのはAnkleですが、「安いテーマ=自分に最適なテーマ」ではありません。
WooCommerceテーマでは価格以上に、
- 「商品数」
- 「商品ページの情報量」
- 「実店舗の有無」
- 「デジタル商品か物販か」
- 「アップセル・クロスセルを使うか」
などが重要です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.SALON|カフェ・食品など実店舗+EC向け

「SALON(TCD124)」は、カフェサイトをベースにWooCommerceを組み合わせられるWordPressテーマです。
価格は32,780円(税込)。
2026年7月に登場した新しいテーマで、
- WooCommerce
- カスタム投稿「メニュー」
- 売れ筋ランキング
- 支店一覧
- LP
などに対応しています。
SALONの特徴
SALON最大の特徴は、ネットショップだけではなく、実店舗の公式ホームページとしても使いやすいことです。
例えばカフェなら、
- 店舗紹介
- メニュー
- 営業時間
- アクセス
- 商品販売
を同じサイトにまとめられます。
単純な通販サイトではなく、「店舗に来てもらう」「商品も買ってもらう」の両方を考えられるのがSALONの強みです。
WooCommerceで活かせるSALONの機能
カフェなら、
- コーヒー豆
- ドリップバッグ
- 焼き菓子
- ギフトセット
- オリジナルマグ
- 冷凍商品
などをWooCommerceで販売できます。
さらに売れ筋ランキングページもあります。
例えば、「人気のコーヒー豆BEST5」「焼き菓子ランキング」といった形で商品を見せられます。
複数店舗にも使いやすい
SALONには支店リストがあります。
そのため、
- 本店
- 2号店
- 駅前店
- オンラインストア
など、複数店舗を展開するブランドにも活用できます。
実店舗とECを別々のホームページに分けるのではなく、ブランドサイトとしてまとめたい場合に便利です。
SALONが向いているネットショップ
おすすめなのは、
という事業者です。
特に、「ネットショップを作ることだけ」が目的ではない店舗型ビジネスに向いています。
SALONの注意点
SALONは2026年7月に登場した比較的新しいテーマです。
SALONの最大の強みは、店舗サイト+ECです。
また、SALONを導入するだけでネット販売ができるわけではなく、商品・カート・注文などにはWooCommerceの設定が必要です。
カフェや食品店など、実店舗のホームページと通販を一体化したいならSALONがおすすめです。

店舗情報・メニュー・商品ページ・ランキングをまとめてデモサイトで確認すると、「実店舗+ネットショップ」の完成形をイメージしやすくなります。
2.HARVES|商品ページを作り込む本格EC向け

「HARVES(TCD118)」は、WooCommerceを利用した本格的なネットショップ向けWordPressテーマです。
価格は49,500円(税込)。
商品を一覧に並べるだけではなく、一つひとつの商品ページで商品の魅力を詳しく説明したいショップと相性があります。
TCD公式でも、小規模・中規模・大規模と情報量の異なる商品ページを作成でき、商品スライダー、レビュー、関連商品、最近見た商品などを利用できると案内されています。
HARVESの特徴
HARVESの特徴は、商品ページの情報量を商品ごとに調整しやすいことです。
ネットショップの商品には、「写真と短い説明だけで十分な商品」もあれば、「素材・製法・使い方・開発ストーリーまで説明したい商品」もあります。
例えば食品なら、商品写真→味・特徴→原材料→製造方法→おすすめの食べ方→レビュー→関連商品といったページ構成を考えられます。
D2Cブランドのように「なぜこの商品なのか」をしっかり説明したい場合にも使いやすいでしょう。
WooCommerceで活かせるHARVESの機能
HARVESにはECサイトで活用しやすい、
- 商品レビュー
- お気に入り
- 人気・売れ筋ランキング
- 関連商品
- 最近見た商品
- 商品カード
- 商品一覧ショートコード
- マイページ・決済画面のデザイン調整
などがあります。
特に商品数が増えてくると、「何を買えばいいのか分からない」というユーザーも出てきます。
その場合、ランキングや関連商品が商品の発見を助けます。
商品とは別に「記事販売」もできる
HARVESには、WooCommerceの商品販売とは別に、通常の記事を有料コンテンツとして販売できる機能も追加されています。
TCD公式では、
- Stripe連携
- 価格設定
- 会員登録
- マイページ
- サンクスメール
などを備えた記事販売機能が案内されています。
例えば、
- 「商品の使い方をまとめた専門講座」
- 「プロ向けノウハウ」
- 「会員限定コンテンツ」
などを販売する選択肢もあります。
ただし通常の商品販売と記事販売は仕組みが異なるため、利用する場合は公式仕様を確認してください。
HARVESが向いているネットショップ
HARVESがおすすめなのは、
というショップです。
特に、「商品一覧ではなく商品ページを販売の中心にしたい」という事業者に向いています。
HARVESの注意点
また、TCD公式には検索・売上などに関する強いマーケティング表現もありますが、テーマを導入しただけで検索順位や売上が保証されるものではありません。
実際の成果には、
- 商品力
- 写真
- 商品説明
- 価格
- 広告
- 集客
- 使いやすさ
なども影響します。
WooCommerce自体の設定も別途必要です。
商品ページをしっかり作り込み、本格的な自社ECを育てたいならHARVESがおすすめです。

短い商品ページと長文の商品ページ、レビュー・ランキング・お気に入りまでデモサイトで確認すると、自社商品の情報量に合うか判断しやすくなります。
3.RIKYU|ジャンルを問わず使いやすい総合EC向け

「RIKYU(TCD104)」は、WooCommerce対応の総合型ECテーマです。
価格は49,500円(税込)。
TCD公式でも、和洋を問わず幅広いジャンル・規模のネットショップを想定しています。
今回の7テーマの中では、「売る商品ジャンルが特殊ではなく、とにかく汎用性を重視したい」という場合に選びやすいテーマです。
RIKYUの特徴
RIKYUは商品ページの情報量を柔軟に調整できます。
シンプルなページだけでなく、縦に長い商品ページにも対応しています。
そのため、
- 家具
- 食品
- コスメ
- 家電
- 雑貨
- ファッション
など、さまざまな商品へ応用できます。
今後取扱商品が増える可能性があるショップにも合わせやすいでしょう。
WooCommerceで活かせるRIKYUの機能
RIKYUで特に注目したいのが、アップセル・クロスセルです。
アップセルとは、検討している商品より上位の商品を提案する方法です。
例えば、通常モデルのコーヒーメーカー→上位モデルという提案です。
クロスセルは、関連商品を一緒に提案する方法です。
例えば、コーヒーメーカー→コーヒー豆→フィルターという組み合わせです。
WooCommerceにもアップセル・クロスセルの仕組みがあり、RIKYUはそれをサイト上で活用しやすく設計されています。
LPや固定ページも作りやすい
RIKYUには複数の固定ページレイアウトがあり、
- 1カラム
- 2カラム
- LP
- サービス・利用案内
- ABOUT
などに活用できます。
例えば、
- 「初回限定セット」
- 「母の日特集」
- 「新ブランド発売」
などのページにも利用できます。
RIKYUが向いているネットショップ
おすすめなのは、
というショップです。
特定ジャンル専用ではないので、「7テーマの中で一番迷っている」という場合にも比較しやすいテーマです。
RIKYUの注意点
汎用性が高い一方、
→ BASARA
→ common
→ SALON
のように明確な業態・世界観がある場合は、専門性の高いテーマの方が合わせやすい可能性があります。
また、RIKYUを導入しただけでアップセル・クロスセルの商品提案が自動的に最適化されるわけではありません。
どの商品を提案するかはショップ側で考える必要があります。
ジャンルに縛られず、長く使える総合型WooCommerceテーマを探すならRIKYUがおすすめです。

商品ページ・アップセル・クロスセル・カートまでデモサイトで実際に見ると、自社の商品数や「ついで買い」の導線に合うか判断しやすくなります。
4.BASARA|和菓子・日本酒など和風ネットショップ向け

「BASARA(TCD100)」は、WooCommerce対応の和風ECサイト向けテーマです。
価格は43,780円(税込)。
老舗和菓子店をコンセプトに開発され、日本酒・日本茶・和食器などにも向くテーマとしてTCD公式で紹介されています。
BASARAの特徴
BASARA最大の特徴は、和のブランドサイトとネットショップを同じデザインで作れることです。
ネットショップ部分だけが別デザインになるのではなく、ブランドの世界観を保ったまま商品販売へつなげられます。
WooCommerceで活かせるBASARAの機能
BASARAには、
- WooCommerce
- 商品ページ
- 動画
- 特集ページ
- ランキング
- レビュー
- 縦書き
などがあります。
商品ページは、情報量の多いLP型にも、タブを使ったコンパクトなページにもできます。
例えば日本酒なら、
- 商品写真
- 製法
- 原料米
- 味わい
- おすすめの飲み方
- 料理との相性
などを詳しく伝えられます。
ランキングページも作れる
BASARAには売上数やレビュー評価などを利用したランキング機能があります。
例えば、
などのページを作れます。
商品数が増えたときの入口として活用できます。
BASARAが向いているネットショップ
特におすすめなのは、
などです。
「商品そのものだけでなく、日本らしさやブランドの歴史も価値として伝えたい」ショップと相性があります。
BASARAの注意点
横書きでも利用できますが、「WooCommerce対応だからBASARA」
ではなく、「和ブランドだからBASARA」と考えるのがおすすめです。
2026年7月22日にはWooCommerce 10.9.4に合わせたテンプレート更新も行われています。
和菓子・日本酒・和雑貨など、日本らしい世界観のECサイトならBASARAがおすすめです。

縦書き・商品ページ・特集・ランキングをデモサイトでみると、自社の和商品を「通販商品」ではなく「ブランド」としてどう見せられるか確認できます。
5.common|写真・動画・デジタル商品販売向け

「common(TCD097)」は、WooCommerceを使ってデジタルコンテンツを販売することを想定したECテーマです。
価格は48,180円(税込)。
公式では多数の商品を扱うショップも想定し、商品ソート・ランキング・レビューなどの機能を備えています。
commonの特徴
commonは今回の7テーマの中でもかなり用途が明確です。
特に、
など、形のない商品を大量に販売するECサイトと相性があります。
商品ページでは画像だけでなく動画を表示することもできます。
例えば動画教材なら、購入前に短いサンプル映像を見せる使い方も考えられます。
WooCommerceで活かせるcommonの機能
commonでは、
- レビュー・評価
- 商品ソート
- お気に入り
- おすすめ・SALE表示
- ウォーターマーク
- 在庫切れ商品の非表示
などが用意されています。
商品一覧では、
- 人気順
- 価格順
- レビュー順
などのソートに対応しています。
商品数が多くなっても、過去の商品を探しやすい構成を考えられます。
写真・作品系ECとの相性が良い
特に写真やイラスト販売では、「商品画像そのものが販売物」になる場合があります。
commonにはウォーターマーク機能があるため、プレビュー画像を掲載する用途にも使えます。
フォトグラファーやクリエイターの販売サイトとして分かりやすい特徴です。
commonが向いているネットショップ
おすすめなのは、
などです。
物販にも応用できますが、commonを選ぶ最大の理由は「デジタル商品」と考えると分かりやすいでしょう。
commonの注意点
また、デジタル商品の実際の販売方法・ダウンロード設定・決済などはWooCommerce側の設定も必要です。
商品データをどのように購入者へ渡すかまで確認してから構築しましょう。
2026年7月22日にもWooCommerceテンプレートの更新が行われています。
写真・動画・デザイン素材などのデジタル商品を多数販売するならcommonがおすすめです。

商品ソート・動画・レビュー・ウォーターマークをデモサイトで見ると、大量のデジタル商品をユーザーが探しやすいショップにできるか確認できます。
6.Ankle|初心者・小規模ネットショップ向け

「Ankle(TCD092)」は、WooCommerce専用のネットショップ向けWordPressテーマです。
価格は21,780円(税込)。
今回紹介する7テーマでは最も安価です。
TCD公式では、
などのライフスタイル商品に向くテーマとして紹介されています。
Ankleの特徴
Ankleは、小さなネットショップから始めやすいシンプルさが魅力です。
トップページは3タイプあり、
- ヘッダーなし
- ヘッダースライダー
- フル幅ヘッダースライダー
から選べます。
ショップ開設直後で商品数が少ない場合はシンプルに。
商品やキャンペーンが増えてきたらコンテンツを追加する。という使い方ができます。
WooCommerceで活かせるAnkleの機能
Ankleには、
などがあります。
例えば雑貨なら、
- 素材
- サイズ
- カラー
- 注意事項
などをタブに整理できます。
アップセル・クロスセルにも対応
AnkleでもWooCommerceのアップセル・クロスセルを活用できます。
例えばアクセサリーなら、
→ 高価格帯シリーズ=アップセル
→ 同シリーズのピアス=クロスセル
という提案ができます。
小規模ECでも客単価を考えた商品配置が可能です。
Ankleが向いているネットショップ
おすすめなのは、
ショップです。
テーマ価格も他のWooCommerce対応TCDテーマより低いため、初めて有料ECテーマを導入する場合にも比較しやすいでしょう。
Ankleの注意点
低価格だから機能が足りないという意味ではありませんが、大規模ECを前提にしたHARVES・RIKYU・commonとは設計の方向性が違います。
Ankleは2026年7月7日にWooCommerce 10.9.0対応のテンプレート更新が行われています。
小規模なショップからWooCommerceを始めたいならAnkleがおすすめです。

商品ページ・お気に入り・関連商品・スマホの購入導線をデモサイトで見ると、初めての自社ECでも必要な機能が揃っているか確認できます。
7.EGO. WooCommerce版|大型・汎用EC向け

「EGO.(TCD079)」はWooCommerceとWelcartの2種類に対応するEC向けテーマです。
価格は43,780円(税込)。
ただし非常に重要なのが、WooCommerce版とWelcart版は別商品という点です。
今回紹介するのは「EGO. WooCommerce版」です。
EGO. WooCommerce版の特徴
EGO.は幅広いネットショップに対応できる汎用型テーマです。
トップページでは、
- 商品
- キャンペーン
- バナー
- ブログ
- お知らせ
などを組み合わせられます。
商品数やコンテンツ量に応じてショップを育てていきたい場合に使いやすいテーマです。
TCD公式でも大型ECを意識したテーマとして案内されています。
WooCommerceで活かせるEGO.の機能
EGO. WooCommerce版では、WooCommerceの商品・カート・会員ページなどを利用しながら、サイト全体をTCDデザインで統一できます。
商品が増えた際には、
セール
おすすめ
キャンペーン
などをトップページで整理できます。
ネットショップ以外にブログも運営できるため、商品の使い方やブランド情報の発信にも活用できます。
EGO.が向いているネットショップ
おすすめなのは、
ショップです。
HARVES・RIKYUほど用途を限定せず、「幅広く使える大型・汎用型」として比較すると分かりやすいでしょう。
EGO.の注意点
EGO.には、WooCommerce版Welcart版がありますが、それぞれ別商品です。
「EGO.を購入してから後でWooCommerceかWelcartを決める」のではなく、先にECシステムを決めましょう。
またEGO.は2020年登場のテーマなので、HARVES・SALONなど新しいテーマとは編集方法・デザイン設計に違いがあります。
ただしWooCommerce版は2026年7月22日にもWooCommerceテンプレートの更新が行われています。
商品数の多い汎用ECをWooCommerceで構築したいならEGO. WooCommerce版が候補です。

商品一覧・キャンペーン・トップページ・スマホのカート導線までデモサイトで確認すると、大型ショップへ成長した場合も使いやすいか判断できます。
WooCommerce対応TCDテーマは結局どれがおすすめ?
ここまで7テーマを紹介しました。
迷った場合は、「何を売るか」だけではなく、「どのように売るか」を基準にすると選びやすくなります。
商品ページを作り込みたいならHARVES
幅広い商品ジャンルならRIKYU
今後商品ジャンルが変わる可能性がある、または複数のカテゴリーを扱うならRIKYU。
アップセル・クロスセルも活用できます。
実店舗+ECならSALON
和風ネットショップならBASARA
和菓子、日本酒、日本茶、和食器など、日本らしいブランドの世界観を表現したいならBASARA。
デジタル商品ならcommon
小規模・初心者ならAnkle
商品数がそれほど多くなく、シンプルなWooCommerceショップを作りたいならAnkle。
大型・汎用型ならEGO.
| ショップのタイプ・目的 | おすすめ |
|---|---|
| 商品ページを作り込む | HARVES |
| 総合EC・多ジャンル | RIKYU |
| 実店舗+EC | SALON |
| 和菓子・日本酒・和雑貨 | BASARA |
| デジタル商品 | common |
| 小規模・初心者 | Ankle |
| 大型・汎用EC | EGO. |
7テーマの違いは「何を売るか」+「どう売るか」で考える
WooCommerceテーマは、商品のジャンルだけで決める必要はありません。
例えば同じ食品でも、
D2C食品を詳しい商品ページで販売
→ HARVES
多数の食品を扱う総合ショップ
→ RIKYU
カフェ店舗+コーヒー豆通販
→ SALON
日本酒・和菓子
→ BASARA
というように、売り方によっておすすめが変わります。
雑貨でも、
→ Ankle
→ RIKYU・EGO.
という違いがあります。
つまり、「何の商品か」×「どう売るか」×「どこまでショップを大きくするか」でテーマを選ぶことが重要です。
WooCommerceとTCDテーマの違い|テーマだけではECにならない
WooCommerceの役割
WooCommerceはECシステムです。
主に、
- 商品
- カート
- 注文
- 在庫
- 決済
- 配送
- クーポン
- アカウント
などを担当します。
TCDテーマの役割
TCDテーマはショップの見せ方を担当します。
例えば、
- トップページ
- 商品一覧
- 商品詳細
- ランキング
- ブログ
- LP
- スマホ表示
などです。
つまり、WooCommerce+WooCommerce対応TCDテーマを組み合わせてネットショップを作ります。
テーマを購入しただけで、
まで自動で終わるわけではありません。
WooCommerceネットショップに必要な8つの機能・情報
テーマを選ぶ際は、デザインだけではなく実際のEC運営に必要な機能も確認しましょう。
1.商品ページ
最も基本となるページです。
- 商品写真
- 価格
- 説明
- 在庫
- サイズ
- カラー
- 素材
- レビュー
などを掲載します。
情報量が多い商品ならHARVES・RIKYUなどを比較するとよいでしょう。
2.カテゴリー・商品検索
商品数が増えるほど重要になります。
例えば、
WOMEN
FOOD
GIFT
SALE
などです。
ユーザーが目的の商品を見つけられる構造を考えます。
3.サイズ・カラー・バリエーション
アパレルや雑貨では、
↓
色
↓
サイズ
のようなバリエーションがあります。
自社商品に必要な組み合わせをWooCommerceで管理できるか確認してください。
4.アップセル・クロスセル
商品単体だけでなく関連商品まで見てもらう機能です。
特にRIKYUやAnkleで活用できます。
客単価を考えるショップでは重要なポイントです。
5.ランキング・おすすめ商品
商品数が多いショップでは、「何を買えばいい?」というユーザーにランキングを見せる方法があります。
HARVES・SALON・BASARA・commonなどで比較できます。
6.決済・配送
どんな支払い方法を用意するのか。
どんな配送方法を使うのか。
ここはWordPressテーマではなくWooCommerce・決済サービス側の設定が中心です。
テーマを決める前に確認しておきましょう。
7.スマートフォンの購入導線
公式デモを見る際は、
↓
バリエーションを選択
↓
カート
↓
購入手続き
までスマートフォンで確認してください。
デザインを見るだけではなく、実際に操作してみることが重要です。
8.ブログ・LP・特集ページ
WordPress+WooCommerceの大きな特徴は、ECとコンテンツを組み合わせられることです。
例えば、
- 「商品の選び方」
- 「おすすめ5選」
- 「開発ストーリー」
- 「ギフト特集」
などの記事から商品ページへ案内できます。
商品ページだけでは説明しきれない情報を発信したいショップほど重要です。
WooCommerce対応WordPressテーマの選び方
商品数から選ぶ
- 10商品だけなのか。
- 100商品なのか。
- 1万商品なのか。
商品数によって必要なカテゴリー・検索・ランキング機能は変わります。
商品単価から選ぶ
高額商品ほど購入前に必要な情報が増える傾向があります。
説明量が多いならHARVESやRIKYUの長文商品ページが候補です。
ECの規模から選ぶ
- 小規模ならAnkle。
- 中~大規模ならHARVES・RIKYU・EGO.。
- 大量のデジタル商品ならcommon。
といった選び方ができます。
商品ジャンルから選ぶ
- 和商品ならBASARA。
- カフェ+食品ならSALON。
- デジタルならcommon。
のように、ジャンル専用デザインも判断材料になります。
実店舗があるか
実店舗がある場合は、
- 店舗情報
- 営業時間
- メニュー
- アクセス
も必要になります。
店舗とECを一体化するならSALONが分かりやすいでしょう。
アップセル・クロスセルを使うか
客単価を上げる施策として、「上位商品」「一緒に買う商品」を提案するならRIKYU・Ankleなどの公式デモで見え方を確認しましょう。
スマートフォンで確認する
ECテーマはスマートフォン表示が非常に重要です。
商品一覧だけではなく、カートまで必ず確認してください。
WooCommerce対応テーマならどんなプラグインでも使える?
WooCommerceにはさまざまな拡張プラグインがあります。
例えば、
などです。
WooCommerce本体・テーマ・追加プラグインはそれぞれ更新されます。
実際、TCDでもWooCommerceのバージョン更新に合わせて、テーマ側の商品・カート・メールなどのテンプレートを継続して更新しています。
2026年7月にはHARVES・RIKYU・BASARA・common・EGO.などでWooCommerceテンプレートの更新が行われています。
そのため、
- 「定期購入が必須」
- 「この決済プラグインを必ず使う」
といった条件がある場合は、テーマ購入前に互換性を確認してください。
古いWooCommerce対応TCDテーマを今選んでも大丈夫?
今回の7テーマには発売時期の差があります。
SALON・HARVESは比較的新しい一方、AnkleやEGO.は発売から年数が経っています。
しかし、古い=現在使えないではありません。
Ankleは2026年7月7日にWooCommerce 10.9.0対応、EGO. WooCommerce版は2026年7月22日にWooCommerce 10.9.4対応のテンプレート更新が行われています。BASARA・RIKYU・commonも2026年7月に更新されています。
重要なのは、現在も更新されているかと、自分が必要とする機能を持っているかです。
ただし新しいテーマとは、
- 管理画面
- 編集方法
- デザイン
- ページ構成
などが異なります。
購入前に最新の公式デモとアップデート履歴を確認しましょう。
WooCommerce+TCDを使うメリット・デメリット
メリット
WooCommerceとTCDを組み合わせるメリットは、ネットショップとWordPressの情報発信を1つのサイトにまとめられることです。
商品販売だけでなく、
- ブログ
- 特集
- LP
- ブランドストーリー
- 店舗情報
なども運営できます。
また今回のように、
→ BASARA
→ common
→ SALON
など、商材やブランドに合ったテーマを選べます。
デメリット
一方、WooCommerceはネットショップ専用サービスのように、登録するだけですべてが整うわけではありません。
を自分で管理する必要があります。
ECサイトではセキュリティやアップデートも重要です。
また、高機能テーマほど設定項目も増えるため、「たくさん機能がある=初心者に最適」とは限りません。
小規模ショップならAnkleのようなシンプルなテーマの方が運営しやすい場合もあります。
ネットショップ用テーマ選びで失敗しないための注意点
テーマを購入する前に、「何を売るのか」だけでなく、「どう売るのか」まで決めてください。
例えば、
- 商品は何点?
- サイズ・カラーはある?
- 関連商品は必要?
- 定期購入する?
- デジタル商品?
- 実店舗はある?
- ランキングを使う?
- 商品説明は長い?
と考えます。
そのうえで公式デモを見ると、自社に必要なテーマが見えてきます。
またテーマ代以外にも、
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- 決済手数料
- 商品撮影
- 配送料
- WooCommerce拡張機能
- 制作を依頼する場合の外注費
などが必要になる可能性があります。
テーマ購入価格だけでECサイト全体のコストを判断しないことも重要です。
よくある質問
WooCommerceは無料ですか?
WooCommerce本体は無料で利用できます。
ただし、サーバー・ドメイン・テーマ・決済・有料拡張プラグインなどに費用が発生する場合があります。
WooCommerce初心者ならどのTCDテーマがおすすめですか?
小規模ショップから始めるならAnkleが比較しやすいでしょう。
価格も21,780円(税込)で今回の7テーマでは最も低く、アクセサリー・雑貨・コスメなどを想定したシンプルなECテーマです。
大型ネットショップならどれがおすすめですか?
HARVES・RIKYU・EGO. WooCommerce版を比較するのがおすすめです。
商品ページ重視ならHARVES、総合型ならRIKYU、柔軟な大型・汎用ECならEGO.という違いがあります。
食品通販ならどれがおすすめですか?
商品の詳しい説明が必要ならHARVES、幅広い食品を扱うならRIKYU、カフェ・実店舗もあるならSALON、和菓子・日本酒ならBASARAが候補です。
デジタル商品ならどれがおすすめですか?
commonがおすすめです。
写真・動画などデジタルコンテンツの販売を想定し、商品ソート・レビュー・ウォーターマークなどを利用できます。
和菓子や日本酒ならどれがおすすめですか?
BASARAがおすすめです。
縦書きや和風デザインを活かしながら、WooCommerceのネットショップをブランドサイト内に組み込めます。
EGO.はWooCommerceとWelcartの両方を使えますか?
EGO.にはWooCommerce版とWelcart版がありますが、それぞれ別商品です。
今回紹介しているのはWooCommerce版です。
利用するECシステムを決めてから購入してください。
WooCommerce対応テーマを買えばすぐネットショップが完成しますか?
テーマは主にデザイン・ページ構成を担当します。
実際のEC機能にはWooCommerceを導入し、商品・決済・配送・送料などを設定する必要があります。
AnkleやEGO.のような以前のテーマでも大丈夫ですか?
現在もアップデートされています。
Ankleは2026年7月、EGO. WooCommerce版も2026年7月にWooCommerceテンプレートが更新されています。
ただし新しいテーマとは操作方法・搭載機能が異なるため、購入前に最新の公式デモと必要環境を確認してください。
まとめ|WooCommerce対応TCDテーマは「売り方」で選ぼう
今回は、ネットショップ向けWooCommerce対応TCD WordPressテーマとして、HARVES、RIKYU、SALON、BASARA、common、Ankle、EGO.の7テーマを比較しました。
最終的なおすすめは次のとおりです。
| ネットショップのタイプ・目的 | おすすめ |
|---|---|
| 商品ページをしっかり作り込む | HARVES |
| 総合EC・多ジャンル | RIKYU |
| カフェ・実店舗+EC | SALON |
| 和菓子・日本酒・和雑貨 | BASARA |
| 写真・動画・デジタル商品 | common |
| 小規模・初心者 | Ankle |
| 大型・汎用EC | EGO. |
- 商品説明やレビューを充実させた本格ECならHARVES
- ジャンルを問わない総合型ならRIKYU
- カフェ・食品店など実店舗と通販をまとめるならSALON
- 和ブランドならBASARA
- デジタル商品ならcommon
- 小規模ショップならAnkle
- 大型・汎用ECならEGO. WooCommerce版
この選び方が分かりやすいでしょう。
WooCommerce対応テーマでは、
だけで決める必要はありません。
重要なのは、「自分の商品を、どんな方法でユーザーに見せて、何を一緒に提案し、どう購入まで進んでもらうか」です。
気になるテーマが見つかったら、購入前に公式デモをパソコンとスマートフォンの両方で確認してください。
- 「自社の商品数でも探しやすい?」
- 「商品説明を十分に載せられる?」
- 「サイズ・カラーは選びやすい?」
- 「関連商品を提案しやすい?」
- 「カートまで迷わず進める?」
と、実際のお客様になったつもりで確認すると、購入後のミスマッチを減らしやすくなります。

