レストランのホームページを作るなら、営業時間やアクセスを掲載するだけでなく、料理・店内・シェフの魅力まで伝えて「この店に行ってみたい」と思ってもらえるサイトを作りたいところです。
初めてレストランを探している人は、
といった情報を確認します。
さらに、自家製ソース・冷凍食品・焼き菓子などを販売する店舗なら、実店舗の案内だけでなくネットショップも検討したいところです。
そこで今回は、国産WordPressテーマ「TCD」の中から、レストランサイトに活用しやすい、
- SALON(TCD124)
- KASHIRA(TCD119)
- CANON(TCD109)
- TENJIKU(TCD091)
- Tree(TCD081)
の5テーマを比較します。
先に違いを簡単にまとめると、
という選び方が分かりやすいでしょう。
まずは比較表から確認してみてください。
- レストラン向けTCDテーマおすすめ5選・比較表
- 1.SALON|カジュアルレストラン+EC・物販まで考える方向け
- 2.KASHIRA|和食・小規模レストラン向け
- 3.CANON|ホテル・高級レストラン・複合施設向け
- 4.TENJIKU|料理写真・メニュー・高級感を重視するレストラン向け
- 5.Tree|ビストロ・バル・カジュアルレストラン向け
- レストラン向けTCDテーマは結局どれがおすすめ?
- SALONだけでネットショップは作れる?WooCommerceとの違い
- レストランのホームページに必要な7つの情報・機能
- TCDテーマだけでレストランのネット予約はできる?
- レストランサイトを英語・多言語対応するときの注意点
- レストラン向けWordPressテーマの選び方
- Tree・TENJIKUのような以前のTCDテーマを今選んでも大丈夫?
- TCDテーマをレストランで使うメリット・デメリット
- レストラン用テーマ選びで失敗しないための注意点
- よくある質問
- まとめ|レストラン向けTCDテーマは業態から選ぼう
レストラン向けTCDテーマおすすめ5選・比較表
| テーマ | 価格(税込) | 主な特徴 | 特に向いているレストラン |
|---|---|---|---|
| SALON(TCD124) | 32,780円 | WooCommerce、メニュー、店舗一覧、LP、ランキング | カフェ・カジュアル店・物販あり |
| KASHIRA(TCD119) | 40,590円 | メニュー、縦書き、スプリットレイアウト、LP | 和食・蕎麦・寿司・小規模店 |
| CANON(TCD109) | 41,800円 | レストラン専用投稿、ホテル・客室、LP、サイドCTA | ホテルレストラン・結婚式場・複合施設 |
| TENJIKU(TCD091) | 37,180円 | メニュー、ギャラリー、動画、LP | 高級レストラン・料理写真重視 |
| Tree(TCD081) | 28,380円 | メニュー、ABOUT、PARTY、ACCESS、ブログ | ビストロ・バル・カジュアルレストラン |
価格だけを見るとTreeが最も導入しやすいですが、今回の5テーマはそもそもの用途がかなり違います。
そのため、「安いテーマ」ではなく、「自店の業態に合うテーマ」を選ぶことが重要です。
1.SALON|カジュアルレストラン+EC・物販まで考える方向け

「SALON(TCD124)」は、2026年7月に登場した比較的新しい店舗・EC向けWordPressテーマです。
価格は32,780円(税込)。
SALONの特徴
SALONは、実店舗のホームページとネットショップを同じブランドデザインでまとめたい店舗と相性の良いテーマです。
トップページには、写真や店舗情報だけでなく、
- メニュー
- お知らせ
- Googleマップ
- 商品ランキング
- 店舗一覧
などを組み合わせられます。
たとえば、「店舗へ来てもらう」だけではなく、「自家製商品を買ってもらう」ところまで同じサイトで考えられます。
レストランで活かせるSALONの機能
SALONには、
- カスタム投稿「メニュー」
- カスタム投稿「お知らせ」
- WooCommerce対応
- 売れ筋ランキング
- 支店リスト
- LP作成
- スマホフッターバー
- 静止画・動画対応ヘッダー
などがあります。
レストランなら「メニュー」を、
- ランチ
- ディナー
- コース
- デザート
- ドリンク
- 季節限定
などに使えます。
複数店舗がある場合は支店リストも活用できます。
さらにLPを使って、
- 「クリスマスディナー」
- 「記念日プラン」
- 「おせち予約」
- 「スタッフ募集」
などの専用ページを作ることもできます。
WooCommerceを使えば物販にも発展できる
SALONの強みはWooCommerce対応です。
レストランなら、
- オリジナルソース
- ドレッシング
- 冷凍食品
- レトルト商品
- コーヒー豆
- 焼き菓子
- ギフトセット
- オリジナルグッズ
などの販売に活用できます。
たとえば、店舗で料理を知る⇒自宅用の商品を購入するという流れを作ることもできます。
SALONが向いているレストラン
SALONがおすすめなのは、
という店舗です。
特に、「まず店舗サイトを作り、将来的にネット販売も始めたい」という場合に使いやすいでしょう。
SALONの注意点
SALONはWooCommerce対応のWordPressテーマです。
実際の、
- 商品登録
- カート
- 決済
- 配送
- 在庫
- 注文
などのEC機能にはWooCommerceを利用します。
また、ホテル・高級レストランのようなラグジュアリー感を最優先するならCANONやTENJIKUの方が合う場合もあります。
店舗サイト+物販・ECまで発展させたいレストランならSALONがおすすめです。

メニュー・店舗情報だけでなく、商品ページやランキング、スマホから購入までの流れをデモサイトで確認すると、自店でECを始めるイメージをつかみやすくなります。
2.KASHIRA|和食・小規模レストラン向け

「KASHIRA(TCD119)」は、和風飲食店・店舗向けに開発されたWordPressテーマです。
価格は40,590円(税込)。
2025年9月に登場した比較的新しいテーマで、2026年8月10日にもアップデートされています。
TCD公式でも、
などに向くテーマとして紹介されています。
KASHIRAの特徴
KASHIRA最大の特徴は、画面を左右に分割するスプリットレイアウトです。
片側に料理や店内写真を大きく固定し、もう片側で店舗情報をスクロールできます。
大きな料理写真を常に見せながら、
- 店舗コンセプト
- メニュー
- お知らせ
- アクセス
などへ案内できます。
さらに縦書きにも対応しているため、
- 「旬を味わう」
- 「一日一組」
- 「四季の恵み」
といった短いコピーを印象的に見せることもできます。
レストランで活かせるKASHIRAの機能
KASHIRAには、
- カスタム投稿「メニュー」
- お品書きリスト
- カスタム投稿「お知らせ」
- LP
- スマホフッターバー
- スライダー
- MP4動画
- 縦書き
などがあります。
特に飲食店で便利なのがお品書きです。
例えば、
- 「蕎麦」
- 「天ぷら」
- 「日本酒」
などの大きな分類を作り、その中に品名と価格を整理できます。
KASHIRAが向いているレストラン
KASHIRAがおすすめなのは、
などです。
TCD公式でも、まだコンテンツ量が少ない小規模店舗でも、写真やメニューを用意すればサイトを構成しやすい点を特徴として挙げています。
KASHIRAの注意点
今回の5テーマではCANONに次いで高い40,590円(税込)です。
そのため、「安いからKASHIRA」ではなく、「和風デザインとスプリットレイアウトを使いたいからKASHIRA」という選び方がおすすめです。
また、洋食系のビストロ・バルならTreeやTENJIKUの方がデザインを合わせやすいでしょう。
和食・蕎麦・寿司など、和の雰囲気を活かした飲食店サイトならKASHIRAがおすすめです。

スプリットレイアウト・お品書き・縦書き・スマホ表示をデモサイトで確認すると、自店の料理写真を入れた完成形をイメージしやすくなります。
3.CANON|ホテル・高級レストラン・複合施設向け

「CANON(TCD109)」は、ホテル・結婚式場などのホームページ向けに開発されたWordPressテーマです。
価格は41,800円(税込)。
2024年9月20日にリリースされ、2026年8月20日にもアップデートされています。
レストラン専用テーマではありませんが、「レストラン」という専用カスタム投稿タイプを持っていることが特徴です。
CANONの特徴
CANONの大きな特徴は、ホテルや結婚式場など、複数のサービス・施設を1つの高級感あるサイトにまとめやすいことです。
TCD公式では、
- 客室
- レストラン
の専用ページが用意されています。
そのため、ホテル⇒客室⇒レストラン⇒バー⇒宴会場といった複合施設の公式サイトに向いています。
レストランで活かせるCANONの機能
CANONには、
- カスタム投稿「レストラン」
- カスタム投稿「客室」
- お知らせ
- LP作成
- コンバージョン用サイドボタン
- 静止画・動画・YouTube対応ヘッダー
- Googleマップ
- スマホフッターバー
などがあります。
レストランページと通常の記事を紐付ける仕様もあるため、
- 「季節限定ディナー」
- 「新しいシェフ就任」
- 「クリスマスプラン」
などの記事から対象レストランへつなげる使い方もできます。
CANONが向いているレストラン
CANONがおすすめなのは、
などです。
単独のレストランでも使えますが、CANONの強みは複数施設をまとめて見せられることにあります。
CANONの注意点
CANONは「高級レストランなら必ずおすすめ」というテーマではありません。
また、CANONに予約へのボタンや導線を設置できても、空席・日時・人数などを管理する予約システムそのものとは別です。
ホテル・結婚式場など、レストラン以外の施設も一緒に見せたいならCANONがおすすめです。

レストランページ・ホテル内の施設導線・スマホの予約ボタンをデモサイトで確認すると、複合施設サイトとして使えるか判断しやすくなります。
4.TENJIKU|料理写真・メニュー・高級感を重視するレストラン向け

「TENJIKU(TCD091)」は、高級感のある飲食店サイト向けWordPressテーマです。
価格は37,180円(税込)。
料理や店内写真を美しく見せるギャラリー、メニューページなど、レストランサイトでそのまま活用しやすい機能が揃っています。
2026年6月4日にもアップデートされています。
TENJIKUの特徴
レストランでは、文章よりも先に、「この料理を食べてみたい」「この店で食事をしたい」と写真から感じてもらうことも重要です。
TENJIKUには料理・店内写真をまとめる専用ギャラリーがあります。
たとえば、
- 料理
- ワイン
- 店内
- 個室
- テラス
- シェフ
などを写真中心で見せられます。
レストランで活かせるTENJIKUの機能
TENJIKUでは料理・コースを紹介するメニューページも作れます。
例えば、
- 「ランチ」
- 「ディナー」
- 「シェフのおまかせ」
- 「ワイン」
- 「記念日コース」
などを整理して掲載できます。
レストランでは料金が分からないことが初回来店のハードルになる場合もあるため、写真と価格を分かりやすく掲載できることは重要です。
TENJIKUが向いているレストラン
TENJIKUがおすすめなのは、
などです。
特に、料理と店舗空間を写真でしっかり見せたい単独レストランとの相性が良いでしょう。
TENJIKUの注意点
写真の品質がサイトの完成度を大きく左右します。
そのため、
- 料理写真
- 店内写真
- 外観
- シェフ
などをきれいに撮影できるかも確認しておきましょう。
ECを始めたいならSALON、ホテルなど複数施設をまとめたいならCANONも比較してください。
料理写真・メニュー・高級感をバランスよく見せたいならTENJIKUがおすすめです。

料理ギャラリー・メニュー・店内写真の見え方を確認すると、自店の写真だけでどこまで高級感を表現できるか判断しやすくなります。
5.Tree|ビストロ・バル・カジュアルレストラン向け
「Tree(TCD081)」は、カフェ・レストランなど飲食店向けに開発されたWordPressテーマです。
価格は28,380円(税込)。
2020年6月5日に登場し、2026年1月20日にもアップデートされています。
今回の5テーマでは、一般的なカジュアルレストランへ最も当てはめやすいテーマの一つです。
Treeの特徴
Treeは、
など、気軽に入りやすい飲食店サイトと相性があります。
TCD公式でも「カジュアルな飲食店にぴったり」として紹介されています。
派手な高級感を出すというより、メニュー・店の雰囲気・店舗ストーリーをバランスよく伝える設計です。
レストランで活かせるTreeの機能
Treeでは、
- メニューページ
- ABOUT
- PARTY
- ACCESS
など、飲食店でそのまま利用しやすい固定ページを作れます。
例えばPARTYページなら、
- 女子会
- 歓送迎会
- 誕生日
- 結婚式二次会
- 貸切
- 宴会
などに活用できます。
カジュアルレストランでは、通常利用だけでなくグループ予約や貸切需要もあるため、実用性の高いページです。
ブログも利用できるので、
- 「今月のおすすめメニュー」
- 「新しいワインが入りました」
- 「シェフおすすめの食材」
などの情報発信もできます。
Treeが向いているレストラン
Treeがおすすめなのは、
などです。
高級感よりも、「料理・店舗情報・パーティー・アクセスなど必要情報をバランスよく掲載したい」店舗に向いています。
Treeの注意点
Treeは2020年発売なので、2026年発売のSALONなどと比べると設計年代は前です。
ただし2026年1月にも更新されており、現在もメンテナンスされています。
通販が目的ならSALON、高級感を最優先するならTENJIKUも比較してください。
ビストロ・バル・カジュアルレストランならTreeは非常に選びやすいテーマです。

メニュー・PARTY・アクセス・スマホ表示をデモサイトで確認すると、普段使いから貸切まで自店の情報を整理できるか判断しやすくなります。
レストラン向けTCDテーマは結局どれがおすすめ?
5テーマを比較しましたが、最終的には店舗の業態とホームページで実現したいことから選ぶと分かりやすくなります。
EC・物販もしたいならSALON
WooCommerce対応なので、実店舗サイトからネットショップへ発展できます。
和食・小規模店舗ならKASHIRA
蕎麦・寿司・和食など、和の世界観を見せたいならKASHIRAです。
スプリットレイアウトと縦書きを活用できます。
ホテルレストラン・複合施設ならCANON
高級感・料理写真ならTENJIKU
単独のフレンチ・イタリアン・高級ダイニングなど、料理写真を中心に見せるならTENJIKUが使いやすいでしょう。
ビストロ・バル・一般的な飲食店ならTree
| 重視するポイント | おすすめ |
|---|---|
| EC・物販 | SALON |
| 和食・小規模店 | KASHIRA |
| ホテル・結婚式場・複合施設 | CANON |
| 高級感・料理写真 | TENJIKU |
| ビストロ・バル・カジュアル | Tree |
SALONだけでネットショップは作れる?WooCommerceとの違い
SALONは、
- 商品ページ
- ランキング
- 店舗情報
などを美しく見せるWordPressテーマです。
一方、
- カート
- 注文
- 決済
- 在庫
- 配送
などのEC機能にはWooCommerceを利用します。
TCD公式FAQでも、WooCommerce対応テーマでは対応するプラグインを別途インストールする必要があると案内されています。
レストランなら、
- 自家製ソース
- 冷凍食品
- ドレッシング
- 焼き菓子
- ワイン関連商品
- ギフト
などの商品販売に活用できます。
「今は物販していない」という店舗でも、将来的にECを検討しているならSALONを選ぶ理由があります。
レストランのホームページに必要な7つの情報・機能
レストラン向けWordPressテーマは、デザインの好みだけで選ばないことも重要です。
実際に来店する人が必要とする情報を掲載できるか確認しましょう。
1.料理・コース・料金
まず必要なのがメニューです。
- ランチ
- ディナー
- コース
- アラカルト
- ドリンク
- デザート
などを価格と一緒に掲載しましょう。
特に高級レストランでは、「いくらかかるか分からない」ことが予約のハードルになる場合があります。
2.料理・店内写真
レストランでは、
- 料理
- シェフ
- 店内
- 個室
- テラス
- 外観
などの写真が重要です。
料理写真を主役にするならTENJIKU、和の店舗ならKASHIRAなど、写真の見せ方もテーマによって違います。
3.営業時間・定休日
レストランでは、
- ランチ
- ディナー
- ラストオーダー
- 定休日
などを分かりやすく掲載します。
臨時休業や営業時間変更も「お知らせ」から更新できると便利です。
4.アクセス・駐車場
住所だけではなく、
- 最寄り駅
- 徒歩時間
- 駐車場
- 建物名
- 店舗入口
なども掲載しましょう。
郊外店なら駐車場情報は特に重要です。
5.予約・問い合わせ
予約ページや電話番号へ、スマートフォンから迷わず進めることが大切です。
外部予約サービスを使っている場合は、そこへリンクします。
6.個室・貸切・パーティー情報
レストランでは、
- 個室
- 接待
- 記念日
- 顔合わせ
- 宴会
- 結婚式二次会
- 貸切
などの利用目的があります。
TreeのPARTYページやCANONの施設型ページなどを活用できます。
7.初回来店前に知りたい情報
店舗によっては、
- ドレスコード
- サービス料
- 子ども利用
- アレルギー対応
- 支払い方法
- キャンセル規定
- ペット可否
なども掲載しておくと親切です。
予約前の疑問を減らせるホームページを目指しましょう。
TCDテーマだけでレストランのネット予約はできる?
本格的な予約システムでは、
- 日付
- 時間
- 人数
- コース
- 空席
- 予約確定
- 自動メール
などを管理します。
TCDテーマから外部の飲食店予約サービスへリンクする方法でも問題ありません。
特にCANONのようにコンバージョン用のボタンを持つテーマでも、予約導線と予約管理システムは分けて考えるのがおすすめです。
レストランサイトを英語・多言語対応するときの注意点
外国人観光客が多いエリアでは、英語ページを作りたい店舗もあるでしょう。
TCDテーマの管理画面は日本語・英語に対応しています。
TCD公式では、投稿や固定ページを自動翻訳する機能はテーマに搭載されていないと案内しています。
必要であれば、
- 英語版サイトを別途作る
- 多言語化プラグインを検討する
- 翻訳を用意する
といった方法を検討します。
レストランなら、まず、
- メニュー
- 料金
- アレルギー
- 営業時間
- 予約方法
- アクセス
など、実際に来店時に必要な情報から英語化するとよいでしょう。
レストラン向けWordPressテーマの選び方
業態から選ぶ
今回の5テーマは用途がはっきりしています。
- 和食ならKASHIRA。
- ホテルならCANON。
- 高級単独レストランならTENJIKU。
- カジュアルならTree。
- ECならSALON。
最初に業態から絞ると選びやすくなります。
店の価格帯・世界観に合っているか
同じイタリアンでも、カジュアルなバルと、一人2万円以上の高級店では必要なデザインが違います。
高級感ならTENJIKUやCANON、気軽さならTreeなど、顧客層に合わせて比較してください。
メニューを更新しやすいか
飲食店では価格・季節メニューが変わります。
公式デモだけでなく、「自店のメニュー数を入れたらどうなるか」を考えてください。
写真を活かせるか
レストランサイトは写真が非常に重要です。
テーマだけおしゃれでも、料理写真が暗ければ完成度は下がります。
テーマ購入と一緒に写真撮影も検討するとよいでしょう。
予約方法に合っているか
- 電話予約だけなのか。
- 外部予約サービスを使うのか。
- 貸切・宴会予約もあるのか。
予約方法によって必要な導線が変わります。
ECを行うか
オリジナル商品を販売するならSALON。
通販をしないならWooCommerce対応は必須ではありません。
スマートフォンで使いやすいか
公式デモは必ずスマートフォンでも確認します。
特に、
- メニュー
- 価格
- 営業時間
- アクセス
- 予約ボタン
が簡単に見つかるか確認しましょう。
Tree・TENJIKUのような以前のTCDテーマを今選んでも大丈夫?
Treeは2020年、TENJIKUはそれより後に登場したテーマなので、SALONやKASHIRAより発売から年数が経っています。
しかし、発売年が古い=現在使えないということではありません。
Treeは2026年1月20日、TENJIKUは2026年6月4日にアップデートされています。
一方で、現在も更新されていることと、新しいテーマと同じ設計・操作性であることは別です。
例えば、
- TreeならPARTY・ABOUT・ACCESS。
- TENJIKUならギャラリー・メニュー。
といったそのテーマを選ぶ具体的な理由があるかを基準にしましょう。
価格だけ、新しさだけで決める必要はありません。
TCDテーマをレストランで使うメリット・デメリット
メリット
TCDテーマのメリットは、レストランサイトの完成形をイメージしながら作りやすいことです。
例えば、
→ 店舗+EC
→ 和風メニュー
→ ホテル+レストラン
→ 料理ギャラリー
→ メニュー+PARTY
というように用途が明確です。
また、TCDテーマはWordPress管理画面から基本設定やページ制作を行えるため、HTML・CSSを一から書くより制作を進めやすくなっています。
デメリット
一方、テーマ選びを間違えると機能を持て余します。
小さな単独店舗でCANONを選ぶと、客室・複数レストランなど複合施設向け機能を活かしきれない場合があります。
また、
- 本格予約
- 自動翻訳
- EC決済
- POS
- 顧客管理
など、店舗運営に必要なシステムがすべてテーマに入っているわけではありません。
テーマはあくまでホームページのデザイン・情報設計を作る基盤と考えましょう。
レストラン用テーマ選びで失敗しないための注意点
テーマ購入前には必ず公式デモサイトを確認してください。
ポイントは、「おしゃれだから」で決めないことです。
- SALONなら、「ネットで何を売る?」
- KASHIRAなら、「自店のメニューをどう分類する?」
- CANONなら、「レストラン以外の施設も載せる?」
- TENJIKUなら、「料理写真を何枚用意できる?」
- Treeなら、「PARTYや貸切情報を使う?」
と考えてみましょう。
そして公式デモを、「自店の情報へ置き換えた場合」で確認します。
テーマ代以外にも、
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- 写真撮影
- 予約サービス
- WooCommerce関連費用
- 翻訳
- 制作を依頼する場合の外注費
などが必要になる可能性があります。
サイト全体の運営費まで含めて検討してください。
よくある質問
イタリアン・フレンチならどれがおすすめですか?
高級店で料理写真を大きく見せたいならTENJIKUがおすすめです。
カジュアルなビストロ・バルならTreeが選びやすいでしょう。
和食レストランならどれがおすすめですか?
KASHIRAがおすすめです。
スプリットレイアウト・縦書き・メニューページなど、和風飲食店向けの機能があります。
ホテル内レストランならどれがおすすめですか?
CANONがおすすめです。
ホテル・結婚式場向けとして設計され、レストランと客室の専用カスタム投稿を搭載しています。
ビストロ・バルならどれがおすすめですか?
Treeがおすすめです。
カジュアル飲食店向けとして開発され、メニュー・ABOUT・PARTY・ACCESSなどを作成できます。
自家製ソースや食品も通販したい場合は?
SALONがおすすめです。
WooCommerce対応なので、実店舗ホームページとネットショップを組み合わせられます。
SALONだけでネットショップは完成しますか?
いいえ。
SALONはWooCommerce対応テーマなので、販売する場合はWooCommerceを導入し、商品・決済・配送などを設定する必要があります。
TCDテーマだけでネット予約できますか?
予約ページへのボタン・リンクと、本格的な予約管理システムは別に考えるのがおすすめです。
日時・人数・空席管理などが必要なら、外部予約サービス等と組み合わせます。
TreeやTENJIKUは古いテーマですが現在も使えますか?
Treeは2026年1月、TENJIKUは2026年6月にも公式アップデートがあります。
ただし新しいテーマとは編集方法や搭載機能が異なるため、購入前に現在の公式デモと仕様を確認してください。
英語ページは自動で作られますか?
いいえ。
TCDテーマ自体には投稿・固定ページを自動翻訳する機能はありません。
本格的な多言語サイトを作る場合は、別環境や多言語化プラグインなどを検討してください。
まとめ|レストラン向けTCDテーマは業態から選ぼう
今回は、レストラン向けTCD WordPressテーマとして、SALON、KASHIRA、CANON、TENJIKU、Treeの5つを比較しました。
最終的なおすすめは次のとおりです。
| レストランのタイプ・目的 | おすすめ |
|---|---|
| EC・物販を行いたい | SALON |
| 和食・蕎麦・寿司 | KASHIRA |
| ホテル・結婚式場・複合施設 | CANON |
| 高級フレンチ・イタリアン・料理写真重視 | TENJIKU |
| ビストロ・バル・カジュアル店 | Tree |
- 実店舗+ネット販売ならSALON。
- 和食・小規模専門店ならKASHIRA。
- ホテル内レストラン・複合施設ならCANON。
- 料理写真と高級感を重視するならTENJIKU。
- ビストロ・バルなどカジュアルレストランならTree。
この選び方が分かりやすいでしょう。
レストラン向けWordPressテーマでは、「一番新しいテーマ」「一番高いテーマ」を選べば良いわけではありません。
大切なのは、自店のお客様が知りたい情報と、テーマの得意分野が合っていることです。
気になるテーマが見つかったら、購入前に公式デモをパソコンとスマートフォンの両方で確認してください。
- 「料理写真を入れたらどう見える?」
- 「メニューや料金は探しやすい?」
- 「個室・貸切情報は伝えられる?」
- 「予約まで迷わず進める?」
と、自店のお客様になったつもりで確認すると、購入後のミスマッチを減らしやすくなります。

