WordPressで自社ネットショップを作りたい方にとって、有力な選択肢の一つが国産ECプラグイン「Welcart」です。
WelcartをWordPressに導入すると、
など、ネットショップ運営に必要な機能を追加できます。
Welcart本体はオープンソースの無料プラグインとして提供されており、必要に応じて定期購入・複数配送・クーポンなどの拡張プラグインを追加できます。
ただし、Welcartをインストールしただけで魅力的なショップデザインが完成するわけではありません。
商品をどう見せるか、カテゴリーをどう整理するか、ブログや特集記事から商品へどう案内するかといったサイトのデザイン・情報設計にはWordPressテーマも重要です。
そこで今回は、TCDのWelcart対応WordPressテーマ、
- EGO. Welcart版(TCD079)
- GLAMOUR(TCD073)
- ICONIC(TCD062)
の3つを比較します。
TCD公式でも、現在Welcart対応テーマとしてこの3テーマが案内されています。
先に違いを簡単にまとめると、
- 幅広いショップに合わせやすいならEGO.
- アパレル・ファッションECならGLAMOUR
- 商品カテゴリーや関連商品を整理した王道ECならICONIC
という選び方が分かりやすいでしょう。
まずは比較表から確認してみてください。
- Welcart対応TCDテーマおすすめ3選・比較表
- 1.EGO. Welcart版|幅広いネットショップに合わせやすい
- 2.GLAMOUR|アパレル・ファッションEC向け
- 3.ICONIC|商品カテゴリー・関連商品を整理した王道EC向け
- Welcart対応TCDテーマは結局どれがおすすめ?
- WelcartとWordPressテーマの違い|テーマだけではネットショップにならない
- TCDテーマならWelcart拡張プラグインを全部使える?
- WelcartとWooCommerceはどう選ぶ?
- Welcartでネットショップを作る前に確認したい7つのポイント
- Welcart対応WordPressテーマの選び方
- EGO.・GLAMOUR・ICONICのような以前のテーマを今選んでも大丈夫?
- Welcart・WordPress・テーマのアップデートとセキュリティ
- TCDのWelcart対応テーマを使うメリット・デメリット
- ネットショップ用テーマ選びで失敗しないための注意点
- よくある質問
- まとめ|Welcart対応TCDテーマは商材・ショップの見せ方で選ぼう
Welcart対応TCDテーマおすすめ3選・比較表
| テーマ | 価格(税込) | 特徴 | 特に向いているショップ |
|---|---|---|---|
| EGO. Welcart版(TCD079) | 43,780円 | 柔軟なトップページ、商品訴求、幅広いECに対応 | 小~中規模EC・食品・雑貨・ギフトなど |
| GLAMOUR(TCD073) | 43,780円 | ファッションEC、特集記事、商品ランキング | アパレル・セレクトショップ |
| ICONIC(TCD062) | 43,780円 | 商品カテゴリー、関連商品、ブログ+EC | 雑貨・家具・商品数の多いショップ |
つまり今回の3テーマは、「どれが安いか」では選べません。
商品ジャンルやショップの見せ方、ブログ・特集コンテンツの使い方などから選ぶことが重要です。
1.EGO. Welcart版|幅広いネットショップに合わせやすい

「EGO.(TCD079)」は、2020年4月にリリースされたECサイト向けWordPressテーマです。
価格は43,780円(税込)。
EGO.には、
- WooCommerce版
- Welcart版
がありますが、それぞれ別商品です。
Welcartでショップを作る場合は「EGO. Welcart版」を選びます。
EGO. Welcart版の特徴
EGO.の特徴は、ショップ規模や商品ジャンルに合わせてトップページを柔軟に組み立てやすいことです。
公式でも、大規模ECだけではなく個人レベルのネットショップにも合わせられるテーマとして紹介されています。
トップページでは商品だけでなく、
- セール
- 厳選商品
- 限定商品
- バナー
- ブログ
- お知らせ
などを組み合わせられます。
コンテンツの表示・非表示や順序を調整できるため、
- 「まず商品を大きく見せたい」
- 「新商品とブログを両方表示したい」
- 「キャンペーンバナーを目立たせたい」
といったショップごとの違いにも対応しやすくなっています。
Welcartで活かせるEGO.の機能
現在のEGO.公式販売ページでは、Welcart版について、
- WCEX DLSeller
- WCEX SKU Select
- WCEX Widget Cart
- WCEX Order List Widget
- WCEX Multi Price
- WCEX Auto Delivery
- WCEX Multiple Shipping
- WCEX Coupon
への対応が案内されています。
これらを活用すれば、ショップの要件に応じて、
- サイズ・カラー選択
- 定期購入
- 複数配送
- クーポン
- ダウンロード販売
- 商品オプション
などを検討できます。
ただし、実際に利用する場合は各拡張プラグインの最新仕様・必要環境も確認してください。
EGO.が向いているネットショップ
EGO. Welcart版は、
- 食品
- お菓子
- 雑貨
- ギフト
- コスメ
- ファッション
- 小規模ブランドEC
など、幅広いショップで候補になります。
特に、「最初は商品数が少ないが、あとからショップを育てたい」という場合に選びやすいテーマです。
トップページをシンプルにも情報量の多い構成にもできるため、ショップ規模の変化に合わせやすいでしょう。
EGO.の注意点
最大の注意点は、WooCommerce版とWelcart版を混同しないことです。
公式では両者を別商品として提供しています。
またEGO.自体がECシステムではありません。
Welcart版を利用する場合でも、商品・カート・注文などの機能にはWelcartを別途インストールします。
幅広い商材に対応しながら、自社ショップらしいトップページを作りたいならEGO. Welcart版がおすすめです。

商品一覧だけでなく、トップページのバナー・商品訴求・スマホからカートへ進む流れまでをデモサイトで確認すると、自分のショップ規模に合うか判断しやすくなります。
2.GLAMOUR|アパレル・ファッションEC向け

「GLAMOUR(TCD073)」は、2019年7月にリリースされたファッションEC向けWordPressテーマです。
価格は43,780円(税込)。
公式でも「独自のブランディングを行うファッションECサイト」をコンセプトとしており、商品販売だけではなくメディア・特集コンテンツとECを組み合わせられることが特徴です。
GLAMOURの特徴
アパレルショップでは商品数が多く、
- 新着商品
- SALE
- 特集
- ランキング
- コーディネート
- シーズン商品
など、見せたい情報も増えやすくなります。
GLAMOURでは、トップページの2分割式ヘッダーやコンテンツビルダーを使って、複数の商品・記事を見せられます。
さらに、
- ITEM RANKING
- 特集記事
- お知らせ
などの機能があります。
Welcartで活かせるGLAMOURの機能
現在の公式販売ページでは、GLAMOURも、
- WCEX DLSeller
- WCEX SKU Select
- WCEX Widget Cart
- WCEX Order List Widget
- WCEX Multi Price
- WCEX Auto Delivery
- WCEX Multiple Shipping
- WCEX Coupon
への対応が案内されています。
特にアパレルでは「SKU Select」が重要になるケースがあります。
例えば同じTシャツでも、
→ ブラック・ホワイト・ネイビー
→ S・M・L
といった選択肢があります。
実際の仕様が自社商品のバリエーションに合うか、購入前にWelcart側も含めて確認してください。
特集記事から商品へ案内できる
GLAMOURには「特集記事」があります。
例えば、
- 「秋のジャケットおすすめ5選」
- 「スタッフおすすめコーデ」
- 「新生活に使いたいバッグ特集」
といったコンテンツを作れます。
記事を読んだユーザーを商品ページへ案内すれば、読み物 → 商品を知る → 商品ページを見るという流れを作れます。
「商品ページだけではブランドの魅力を伝えきれない」というショップに向いています。
GLAMOURが向いているネットショップ
おすすめなのは、
というサイトです。
GLAMOURの注意点
また、ファッションサイトは商品写真の品質に完成度が大きく左右されます。
公式デモが美しく見えるのはテーマだけでなく、写真の品質も影響しています。
商品撮影やモデル着用写真まで準備できるか考えておきましょう。
アパレル・セレクトショップで、商品販売と特集コンテンツを両立したいならGLAMOURがおすすめです。

商品一覧・ランキング・特集記事・サイズやSKUの見せ方をデモサイトで確認すると、アパレルショップとして実際に運営するイメージをつかみやすくなります。
3.ICONIC|商品カテゴリー・関連商品を整理した王道EC向け
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「ICONIC(TCD062)」は、2018年9月に登場したTCD初のEC向けWordPressテーマです。
価格は43,780円(税込)。
Welcartを利用したネットショップとブログメディアを組み合わせるテーマとして開発されています。
ICONICの特徴
ICONICは、商品をカテゴリーごとに整理して見せるネットショップと相性があります。
例えば、
- 家具
- 雑貨
- 食品
- インテリア
- 日用品
- ハンドメイド
など、複数カテゴリーの商品を扱うショップです。
トップページでは、
- メインスライダー
- バナー
- カルーセル
- 商品
- ブログ記事
- お知らせ
などを組み合わせて構成できます。
商品だけを並べるのではなく、ショップのお知らせやブログも一緒に運営できます。
Welcartで活かせるICONICの機能
現在のICONIC公式販売ページでも、
- WCEX DLSeller
- WCEX SKU Select
- WCEX Widget Cart
- WCEX Order List Widget
- WCEX Multi Price
- WCEX Auto Delivery
- WCEX Multiple Shipping
- WCEX Coupon
への対応が案内されています。
以前の情報では一部プラグインのみ対応とされていた時期もありましたが、購入時には現在の公式販売ページの対応表を確認することが重要です。
ネットショップでは拡張プラグイン側も更新されるため、過去記事だけで判断しないようにしましょう。
関連商品・レコメンドを活用しやすい
ICONICでは関連商品やおすすめ商品を使って、ユーザーに別の商品も見てもらいやすい構成を作れます。
例えば家具ショップなら、ダイニングテーブル→同シリーズの椅子→照明→ラグというように、関連する商品へ案内できます。
ICONICが向いているネットショップ
ICONICがおすすめなのは、
- 家具
- インテリア
- 雑貨
- 食品
- 日用品
- 商品カテゴリーが多い
- 関連商品を見せたい
- ブログも運営したい
というショップです。
特に、奇抜なデザインより、商品を整理して見せる王道型ECを作りたい場合に候補になります。
ICONICの注意点
ただし、2025年12月26日にもアップデートされています。
そのため、「古いから使えない」とは言えません。
一方で、EGO.など後発テーマとは管理画面やページ構成の考え方に違いがあります。
購入前には、
- 商品一覧
- 商品詳細
- スマホ
- カート
- ブログ
- カテゴリー
を現在の公式デモで確認してください。
商品数・カテゴリー数が多く、関連商品やブログを組み合わせたいならICONICがおすすめです。

カテゴリー一覧・商品詳細・関連商品・ブログから商品への流れをデモサイトで確認すると、自社の商品数でも整理しやすいか判断できます。
Welcart対応TCDテーマは結局どれがおすすめ?
3テーマはすべて43,780円(税込)なので、価格差で決める必要はありません。
ショップのタイプから選びましょう。
幅広い商材・柔軟性ならEGO.
アパレル・ファッションならGLAMOUR
商品写真、ランキング、特集記事を使いながら、ECとファッションメディアを両立したいならGLAMOURです。
商品カテゴリー・関連商品重視ならICONIC
| 重視するポイント | おすすめ |
|---|---|
| 小~中規模EC | EGO. |
| 幅広い商品ジャンル | EGO. |
| アパレル・ファッション | GLAMOUR |
| ランキング・特集記事 | GLAMOUR |
| 家具・雑貨・商品数が多い | ICONIC |
| カテゴリー・関連商品 | ICONIC |
WelcartとWordPressテーマの違い|テーマだけではネットショップにならない
初心者が最も混同しやすいのが、WelcartとWordPressテーマの役割です。
簡単に分けると、
Welcart
ネットショップとして必要な仕組みを担当します。
例えば、
- 商品登録
- SKU
- 在庫
- カート
- 注文
- 会員
- ポイント
- 配送
- メール
などです。
Welcart本体は無料で利用できます。
TCDテーマ
商品の見せ方やサイト全体のデザインを担当します。
例えば、
- トップページ
- 商品一覧のデザイン
- 商品ページ
- ブログ
- バナー
- メニュー
- スマホ表示
などです。
TCD公式でも、Welcart対応テーマを利用する場合は、対応するプラグインを別途インストールする必要があると案内しています。
したがって、Welcart+Welcart対応テーマを組み合わせてネットショップを作ると考えると分かりやすいでしょう。
TCDテーマならWelcart拡張プラグインを全部使える?
Welcartには、本体の標準機能に加えて「WCEX」と呼ばれる拡張プラグインがあります。
例えば、
- WCEX Auto Delivery:定期購入
- WCEX Multiple Shipping:複数配送
- WCEX Coupon:クーポン
- WCEX DLSeller:ダウンロード・継続課金系販売
- WCEX Multi Price:商品オプション
- WCEX SKU Select:SKU選択
などです。
ただし、Welcart対応テーマなら、すべての拡張プラグインが必ず使えるという意味ではありません。
TCD公式も、対応プラグインはテーマによって異なるため利用前に確認するよう案内しています。
今回の3テーマについては、現在の公式販売ページでは複数のWCEX対応が案内されています。
ただしテーマ・Welcart・WCEXはそれぞれ更新されます。
そのため、
- 「定期購入したい」
- 「ギフトで複数配送したい」
- 「ダウンロード販売したい」
など、必須機能がある場合は購入時点の最新対応状況を必ず確認してください。
WelcartとWooCommerceはどう選ぶ?
WordPressでECを作る場合、Welcartと並んでよく候補になるのがWooCommerceです。
ただし、「国内販売ならWelcart」「海外ならWooCommerce」だけで単純に決めるのはおすすめしません。
実際には、
- 利用したい決済
- 配送
- 商品仕様
- 定期購入
- 複数配送
- 外部システム
- 必要な拡張プラグイン
- 運営スタッフの使いやすさ
- 採用するテーマ
まで比較して決める必要があります。
特にEGO.は、WooCommerce版とWelcart版が別商品です。
「とりあえずEGO.を購入して後で決める」のではなく、先にどちらのECシステムを利用するか決めてください。
すでにWelcartを使うことが決まっているなら、今回紹介した3テーマから選べばよいでしょう。
Welcartでネットショップを作る前に確認したい7つのポイント
テーマ購入前に、デザインだけではなく実際の運営も考えておきましょう。
1.商品・SKU
まず確認したいのが商品の種類です。
例えばアパレルなら、Tシャツ→カラー→サイズと複数のSKUが発生します。
食品なら、500g・1kg・2kgといった違いがあるかもしれません。
自社の商品仕様をWelcartで管理できるか確認してください。
2.決済方法
ネットショップでは、
- クレジットカード
- QRコード
- コンビニ
- 銀行振込
- 後払い
など、どの決済を利用するか決めます。
Welcartで利用可能な支払い方法は、契約する決済代行会社によって異なります。
販売開始直前ではなく、サイト制作前に候補を確認しておきましょう。
3.配送・送料
商品によって配送方法も変わります。
例えば、
- 通常便
- 冷蔵
- 冷凍
- 送料無料条件
- 地域別送料
などです。
ギフト需要がある場合は複数配送が必要かもしれません。
商品の売り方に合う配送方法を整理しておきましょう。
4.定期購入・ダウンロード販売など
普通の商品販売だけではない場合は、必要な拡張プラグインを確認します。
例えば、
→ Auto Delivery
→ DLSeller
→ Multiple Shipping
などです。
必要機能を先に洗い出してからテーマを選びましょう。
5.商品検索・カテゴリー・関連商品
商品数が10点のショップと1,000点のショップでは、必要なサイト設計が違います。
商品数が多いなら、
- カテゴリー
- メニュー
- 検索
- 関連商品
- ランキング
なども重要です。
この点ではGLAMOURやICONICを比較しやすいでしょう。
6.スマートフォンで購入しやすいか
公式デモはパソコンだけではなく、必ずスマートフォンでも確認してください。
商品一覧→商品詳細→SKU選択→カートまで実際に操作してみます。
見た目だけでなく、「迷わず購入まで進めるか」を確認することが重要です。
7.受注後の運用
ネットショップは商品が売れてからも作業があります。
- 注文確認
- 顧客管理
- 在庫
- 入金
- 梱包
- 発送
- メール
まで含めて考えます。
WelcartはWordPress管理画面から商品の登録や注文管理を行えます。
実際に運用を担当する人にも操作してもらい、無理なく続けられるか確認しましょう。
Welcart対応WordPressテーマの選び方
扱う商品から選ぶ
テーマの雰囲気と商品ジャンルが合っているかを確認します。
- アパレルならGLAMOUR
- 幅広いショップならEGO.
- 家具・雑貨など商品カテゴリー重視ならICONIC
というように絞ります。
商品数から選ぶ
商品数が多いほど、
- カテゴリー
- メガメニュー
- 検索
- ランキング
- 関連商品
などの重要性が高まります。
公式デモの商品数ではなく、自社の商品数に置き換えて考えましょう。
必要なWCEXから選ぶ
定期購入・クーポン・複数配送などが必要なら、購入前にテーマの対応状況を確認します。
ECテーマでは、デザインよりこちらの方が重要になるケースもあります。
商品写真を活かせるか
ネットショップでは商品写真が売り場そのものです。
特にGLAMOURのようなファッション向けテーマは写真品質の影響を大きく受けます。
テーマ費用だけでなく商品撮影の準備も考えておきましょう。
ブログ・特集記事を使うか
WordPress+Welcartのメリットの一つは、ECとコンテンツを同じサイトで運営できることです。
- 商品の使い方
- コーディネート
- 選び方
- ギフト特集
- 開発ストーリー
などの記事を作るなら、ブログや特集記事のデザインも確認してください。
スマホ表示を確認する
ECでは特に重要です。
商品を見るだけでなく、カート・会員登録などまで操作して確認しましょう。
自分たちで更新できるか
商品の追加や価格変更が頻繁にあるショップでは、更新しやすさが重要です。
EGO.・GLAMOUR・ICONICのような以前のテーマを今選んでも大丈夫?
今回紹介するテーマは、
- ICONIC:2018年
- GLAMOUR:2019年
- EGO.:2020年
に登場しています。
発売から年数は経っていますが、EGO. Welcart版は2026年8月26日、GLAMOURは2026年5月29日、ICONICは2025年12月26日までアップデートされています。
つまり、古い=現在使えないというわけではありません。
ただし、現在も更新されている=最新テーマと同じ設計でもありません。
管理画面、エディター、デザイン、機能設計などは発売時期によって違います。
特にECサイトでは見た目以上に、
- 最新Welcartとの対応
- WCEX
- WordPress
- PHP環境
などを確認することが重要です。
購入前に最新の販売ページ・アップデート情報を確認してください。
Welcart・WordPress・テーマのアップデートとセキュリティ
ECサイトでは注文・顧客情報を扱うため、通常のブログ以上にアップデート管理が重要です。
Welcartは2026年8月31日に、セキュリティ強化を含む「Welcart 2.12.2」をリリースしています。
ネットショップを運営するなら、
- WordPress
- Welcart
- TCDテーマ
- WCEX拡張プラグイン
の更新情報を定期的に確認してください。
ただし、更新ボタンをいきなり押すのではなく、バックアップを取ってから更新することも大切です。
大きなECサイトなら、テスト環境で動作確認してから本番へ反映する運用も検討しましょう。
TCDのWelcart対応テーマを使うメリット・デメリット
メリット
大きなメリットは、WelcartのEC機能とTCDのデザインを組み合わせられることです。
例えば、
→ 幅広いショップに合わせやすい構成
→ ファッションEC+特集記事
→ 商品カテゴリー+関連商品+ブログ
という違いがあります。
ネットショップの完成形を公式デモで確認しながら作れることもメリットです。
また、WelcartはWordPress上で動作するため、商品・注文とブログコンテンツを同じWordPress管理画面で扱えます。
デメリット
Welcartの設定に加えて、
- 決済
- 配送
- 商品
- 在庫
- メール
- 特定商取引法表示
- 必要なWCEX
などを設定する必要があります。
また、拡張プラグインとの互換性も確認が必要です。
EC初心者の場合は通常のブログや企業サイトより設定項目が多いと考えておきましょう。
ネットショップ用テーマ選びで失敗しないための注意点
テーマ購入前には、まず販売方法を整理してください。
- 「何を販売するのか」
- 「商品は何点あるのか」
- 「サイズ・カラーはあるのか」
- 「定期購入は必要か」
- 「ギフト配送はするか」
- 「どんな決済を使うか」
を決めます。
そのうえで公式デモを確認します。
- EGO.なら、「自店の規模でもトップページを使いこなせる?」
- GLAMOURなら、「特集・ランキングを継続して更新できる?」
- ICONICなら、「カテゴリーや関連商品を整理できる?」
と考えてください。
また、テーマ代以外にも、
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- 決済手数料
- WCEX
- 商品撮影
- 配送資材
- 制作外注費
などが必要になる可能性があります。
テーマ価格だけでネットショップ全体の費用を判断しないことが大切です。
よくある質問
Welcartプラグイン自体は無料ですか?
Welcart本体はオープンソースの無料プラグインです。
ただし、必要に応じて有料を含むWCEX拡張プラグインや決済サービスなどを利用します。
TCDでWelcartに対応しているテーマはどれですか?
2026年9月時点でTCD公式FAQでは、
- EGO. Welcart版
- GLAMOUR
- ICONIC
の3つが案内されています。
EGO.を1つ買えばWooCommerceとWelcartの両方を使えますか?
EGO.のWooCommerce版とWelcart版は別商品です。
Welcartを使用するならEGO. Welcart版を選んでください。
アパレルECならどれがおすすめですか?
GLAMOURがおすすめです。
ファッションEC向けとして開発され、特集記事・商品ランキングなどを利用できます。
家具・雑貨ショップならどれがおすすめですか?
商品カテゴリーや関連商品を整理したいならICONICが候補です。
一方、小規模から始めたい場合はEGO.も比較してみてください。
定期購入を行えますか?
Welcartには定期購入向けの拡張プラグイン「WCEX Auto Delivery」があります。
今回の3テーマはいずれも現在の公式販売ページでAuto Deliveryへの対応が案内されていますが、導入時には最新の互換性を再確認してください。
Welcart拡張プラグインはすべて使えますか?
すべてのテーマ・拡張プラグインの組み合わせが自動的に保証されるわけではありません。
TCD公式もテーマごとに対応プラグインが異なるため、利用前の確認を案内しています。
WooCommerceとWelcartはどちらがおすすめですか?
一概にどちらが上とは言えません。
必要な決済・配送・拡張機能・外部サービス・採用テーマ・運用方法を比較して決めるのがおすすめです。
EGO.の場合はWooCommerce版とWelcart版が別商品なので、購入前に決める必要があります。
ICONICは古いテーマですが現在も使えますか?
ICONICは2018年リリースですが、2025年12月26日にもアップデートされています。
ただし発売時期の新しいテーマとは操作方法や設計が異なるため、現在の公式デモ・必要環境・Welcart対応状況を確認してから選んでください。
まとめ|Welcart対応TCDテーマは商材・ショップの見せ方で選ぼう
今回は、Welcart対応のTCD WordPressテーマとして、EGO. Welcart版、GLAMOUR、ICONICの3つを比較しました。
おすすめをまとめると次のとおりです。
| ショップのタイプ・目的 | おすすめ |
|---|---|
| 幅広いジャンル・小~中規模EC | EGO. |
| 食品・雑貨・ギフトなど | EGO. |
| アパレル・ファッション | GLAMOUR |
| 特集・ランキング重視 | GLAMOUR |
| 家具・雑貨・商品数が多い | ICONIC |
| カテゴリー・関連商品重視 | ICONIC |
- 幅広い商品を扱い、ショップ規模に合わせて柔軟に構成したいならEGO. Welcart版
- アパレル・セレクトショップで商品と特集コンテンツを両立したいならGLAMOUR
- 商品数やカテゴリーが多く、関連商品やブログも活用したいならICONIC
この選び方が分かりやすいでしょう。
3テーマとも価格は43,780円(税込)なので、価格ではなく、「自分の商品をどう探してもらい、どう魅力を伝え、どう購入まで進んでもらうか」から選ぶことが重要です。
気になるテーマが見つかったら、購入前に公式デモをパソコンとスマートフォンの両方で確認してください。
- 「自社の商品数でも見やすい?」
- 「サイズ・カラーは選びやすい?」
- 「カテゴリーから商品を探しやすい?」
- 「カートまで迷わず進める?」
- 「必要なWelcart拡張プラグインは使える?」
と実際のショップ運営に置き換えて確認すれば、購入後のミスマッチを減らしやすくなります。

